もののけ、ぞろり お江戸うろうろ 高橋由太 2013年2月1日 新潮社

江戸に「封」がおる――。そう告げて死んだ権現徳川家康。封とは万能の仙薬で、白狐になってしまった《鬼火》を人間に戻せるかもしれないという。封を求め、江戸を訪れた宮本伊織と《鬼火》の兄弟は、隻眼の辻斬りに突如襲われる。その正体は、強大な妖力を持つ九尾狐に憑かれた伊達政宗だった!　柳生宗矩親子と協力し、政宗率いる物の怪どもをメッタ斬り。痛快シリーズ第二弾。

裏表紙より。
続編ミツケター（→前巻）・・・・・・って、
やっぱり全部書いちゃってんじゃねーかこれぇ！


この巻のテーマは「親子関係」かナ。
誰が活躍するのかは表紙で大体分かる。

メインの戦いである対伊達政宗戦は・・・・・・なかなかの脱力具合。
「あっ、あぶなーい！→助太刀登場」を何回やるんだよ！
伊織側が追いつめられて、読んでいて緊張すべきはずのところでダレる。
あれ、前巻もこんなんだったっけ（兄弟周りの基本設定と男女しか覚えてない）
・・・・・・「芸風」と考えるべきか。

最後はゴゴゴゴゴ・・・・・・ってな感じに終わるけど、続きはしばらくいい。
そのくらいしつこかった。
続きものだから「次」も目に入ったら買うかもだけど、あえて探そうとは思わない。

「にゃあッ」

さんすけーーーッ！