全戦争行為への武力介入を続けるソレスタルビーイング。彼らを危険視するユニオン、AEU、人革連の3大陣営は手を結び、合同作戦を展開する。その目的はガンダム4機の鹵獲。自軍MSとガンダムとの大きな性能差を、圧倒的な物量によって押し潰す作戦の前に、刹那たちは徐々に追い詰められていく!! ついにガンダムエクシアが膝を屈したとき、刹那の前に現れた救いの天使、その正体とは――!?大人気アニメの完全小説化、急展開の第2弾!!裏表紙より。
wktkが止まらない『急展開の第2弾』。
プロローグ200年以上前のお話・・・気の長い『計画』だな。
木星の片隅で、小さな光が瞬く。
誰にも知られないまま。
計画は続く。
数年後のオリンピックでてんやわんやな現実からはとても考えられない。
第1章「対『頂武』」編。
ガンダムデュナメスのGNスナイパーライフルから、暗い宇宙を引き裂くように粒子ビームが発射される。
それが、人類革新連盟軍の特務部隊〝頂武″と、機動兵器ガンダムを所有する私設武装組織ソレスタルビーイングとの戦闘開始の合図だった。
『特務部隊〝頂武″』を率いるは、「ロシアの荒熊」セルゲイ・スミルノフ中佐。
(1巻の『肉ならくれてやる!』の人)
「優しいね・・・・・・」あっさり狙い撃ってんじゃねーよ!!
「女性限定でな」
ロックオンがにやりと目線を送った。それを見てフェルトの瞳も明るくなる。涙はもう止まっていた。
ばーかばーか!末永くお幸せにしやがれ・・・しやがれ!
(おかしい・・・・・・)
スメラギの頭の中がめまぐるしく回転する。
――そう、そういうことだったの!な、なんだってー!?
(人革連・・・・・・いいえ、セルゲイ・スミルノフの今回の作戦目的は、トレミーじゃない――)
――ガンダムの鹵獲・・・・・・!
アレルヤのキュリオス、ティアリアのヴァーチェに危機が迫る。
「なんという失態だ、敵に鹵獲されるなど!――万死に値するっ!」『超兵1号』ソーマ・ピーリスとの接触で行動不能になったアレルヤのキュリオス。
そのキュリオスが載せられた輸送艦にGNバズーカを向けてこれ。
ヨーシャネーナ!
ピーリスに近寄られただけで頭痛を起こすアレルヤがシャーネーナ!ではある。
「これしきのことでっ・・・・・・!」『まだ終わったわけじゃない』・・・・・・
「くっ・・・・・・それでもっ!」『完全なGNキャノン封じだった』・・・・・・
「だとしてもっ!」
「GNフィールド、展開!」\(^o^)/
だがGNフィールドは展開できなかった。ヴァーチェの四肢に巻きついているワイヤーが、両腕と両脚に装備されているGN粒子の散布口を閉じさせているのだ。
「くっ、展開が!」
旧世代の機体(ピーリス機は最新型ではあるけれど)にやられ放題。
ヴァーチェの機体特性(大型ビームぶっぱ)の問題もあるけれど、
ティエリアはマイスターの中では1番その・・・操縦技術が劣るんj「破砕する!」
なお切り札発動でどうにか切り抜けた模様。
「お、おれは・・・・・・・・・・・・ぼくは・・・・・・・・・・・・わたしは・・・・・・・・・・・・」おまけにメンタルも弱いなんてお話になr「破壊する!」
どうすればよいのか。
それに応えてくれるものは、誰もいなかった。
撤退する『頂武』のMS部隊に、覚醒したハレルヤ駆るキュリオスが襲いかかる。
『う・・・・・・ううっ・・・・・・ううううううああああああああっ!!」ハレルヤ、あんた鬼や・・・。
「――ぼくは、人でなしだ・・・・・・!」アレルヤもメンタル不安定・・・大丈夫かソレスタルビーイング。
第2章
「これはすべてあなたのミスが原因だ、スメラギ・李・ノリエガ」
「・・・・・・今後はヴェーダからの作戦指示を優先する。失礼」激おこプンプン丸なティエリア。
ガンダムの性能のおかげでどうにか勝ったけど、戦術面では完敗だったしねぇ。
「あんなこと、みんなの前で言わなくてもいいのにね」ははは、かわいい奴だなーこいつー☆「消滅させる!」
クリスティナがちらりとティエリアの消えたドアの方を一瞥した。
ロックオンが苦笑するように肩をすくめる。
「まあ、そう言うなよ。あれはあれで責任を感じてる。かわいいよな、生真面目で。八つ当たりなんかしちゃってさ」
――戦闘用に改造された人間にどんな未来がある? そんなこと自分がよくわかってるだろ? え、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターさんよ?
「違う! ぼくがここに来たのは・・・・・・!」
――戦うことしかできないからだ。
「違う!」
――それがオレらの運命だ。
「違うっ!!」
――現実から目をそむけるな。
「ぼくはっ・・・・・・!」
「・・・・・・ぼくは・・・・・・」超兵との接触・戦闘を切っ掛けに、アレルヤは自らの過去との対決を決意。
決めなければならない。変えなければいけない。過去と向き合わなければならない。
プトレマイオスにあるスメラギの私室にアレルヤは訪れていた。責任を取れって言うんでしょう?エロ同人みたいに!
スメラギは部屋に備え付けられているデスクチェアに腰かけて、ウォッカの入ったグラスを傾けている。少しばかり頬が上気し、目元が艶かしく潤んでいた。
「どうしたの、アレルヤ? もしかしてキミも怒ってるの? そうね、散々な目にあわされたんだもの。ごめんあさいね、ダメな戦術予報士で」
――殺さないでっ!!
悲痛な叫び声だった。
びくんっ、とトリガーから指が外れた。
「・・・・・・こ・・・・・・殺す必要が・・・・・・あるのか・・・・・・?」この期に及んで・・・などと誰に言えましょうか。
弱気な心が囁く。
覚悟が、折れた。
いいや、そんなことは誰にも言えまいて・・・
「ぼくは・・・・・・ぼくはっ・・・・・・!」引用は正確に。
――アレルヤァァァッ!!
「撃ちたくないんだぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
しかしここは「これ」じゃあ全然伝わらない。
「撃ちたくないんだぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」
・・・まだ足りない。
これはノベライズの限界だなぁ・・・元の「映像」があるだけに。
「――そのうちわかるわ、きっとね」【戦術】ガンダム00のスメラギ・李・ノリエガはアル中カワイイ【予報士】
・・・なんてスレはなかった。
第3章くっそwww
あのような痛い思いは・・・・・・ちょっとごめんだった。
弱気な心が囁く。
覚悟が、折れた。
名場面をセルフで台無しにすんなwwwwww
「AEUのエース、パトリック・コーラサワー、ただいま到着いたしました」m9(^Д^)プギャーwwwwww
しかしその身に浴びせられたのは、割れんばかりの拍手ではなく、強烈な鉄拳の一撃だった。
「カティ・マネキン大佐。モビルスーツ隊の作戦指揮官だ」バーローことマネキン大佐登場。
と女性士官は言った。
「遅刻して申し訳ありません、大佐殿」この日から大佐の苦難の日々は始まったのであります。
彼の頭の中からは、殴られた怒りなど、とうに消えている。
(・・・・・・惚れたぜ・・・・・・)
パトリックは立ち直りも切り替えも早い男だった。
「わざわざ来てくれて嬉しいよ」
「あんな物騒なファイルを勝手に送っておいてよく言うわ」
「ファイルは返すわ。コピーも取ってないから安心して。・・・・・・ていうか、こんな情報を私に見せるなんて、あなた軍人失格よ」軍事機密を部外者に漏らし、しかもその理由は「その相手の気を惹きたいから」て・・・
さらに「その相手」が、(知らなかったとはいえ)
「作戦対象のソレスタルビーイング関係者」ときたもんだ。
純情なのはお好きにどうぞだけど、いくらなんでも迷惑すぎるぞカタギリ・・・
こいつこそ「万死に値するっ!」。
そして物語は「合同軍事演習」編へ。
連中の狙いはもちろん『ガンダムの鹵獲』。
「それでもやるのが、ソレスタルビーイングです」それがソレスタルビーイング!
『アザディスタン王国第一皇女』マリナ・イスマイールの夜は遅い。
「・・・・・・だれ・・・・・・?」
そこでマリナは目が醒めた。賊――!?
「・・・・・・せ、刹那・・・・・・刹那・F・セイエイ・・・・・・」死ぬかもしれない作戦を前に夜這いをかけたのね!エロ同人みたいに!
「・・・・・・マリナ・イスマイール・・・・・・」
「・・・・・・どうして・・・・・・」
なお聞きたいことだけ聞いてさっさと帰った模様。
「こりゃあ戦争だぜ! そりゃもう、とんでもねえ規模のなァ――!」ピーリス、グラハム、コーラサワーと各陣営のエースに戦争屋サーシェスまで参戦。
この窮地をソレスタルビーイングは切り抜けることができるのか・・・?
第4章うげぇー・・・
「・・・・・・せ、戦闘開始から、十五時間・・・・・・」
なんせ『八百三十二機のモビルスーツを投入』だもんな。
4機体832機て。ヨウシャネーナ!
卑怯者と思わば思え!変態だー!!!!(゜◇゜;)
これだけの戦力・・・・・・いわば、キミのための舞台を調えたのだ。嫌とは言わせん。
そして、キミの待つ舞台に真っ先に降り立つのはこの私、グラハム・エーカーであることを誓う。
エスコートなどという言葉では生ぬるい。本番で行かせてもらうぞ。
そうだ。
「抱きしめたいな、ガンダム!」
それぞれ力尽き、鹵獲されてしまうガンダム。
もはやこれまで・・・
『大丈夫してる? エクシアのパイロットくん』誰だッ誰だッ誰だーーーッ
空の彼方に踊る影ー
あーかーいーりゅーうしの、ガンダムー
第5章
新たなガンダム・・・3機のガンダムスローネに助けられた面々。
宇宙に帰還し、トレミーにて詳しい話を聞く。
「初めて意見が合ったな」スローネのパイロット、トリニティ3兄妹。
「なにをだ?」
と刹那が尋ねる。
「口にしなくてもわかる」
次兄のミハエルと末娘のネーナはmjktさんの模様。
長兄のヨハンも『表面上は友好的』ながらトレミー組を見下しているのは明らか。
刹那は確信する。スローネチームの武力介入が始まると、この確信は正しいものだったと証明される。
敵ではないが味方でもない。目的を同じくするものかもしれないが、同志にも仲間にもなれない。
俺たちは、スローネチームとは相容れない。
(私の仮説どおり、ガンダムのエネルギー発声器官がトポロジカルディフェクトを利用しているなら、すべての辻褄が合う。ガンダムの機体数が少ない理由も、二百年以上もの時間を必要としたことも・・・・・・)グラハムが隊長を務める『オーバーフラッグ隊の技術主任』で
『あらゆる工業分野に通じた才人』レイフ・エイフマン教授。
カタギリ、そしてスメラギの恩師でもある。
その優秀な頭脳でソレスタルビーイングの謎に迫るも、
スローネチームの手によって滞在していた基地もろとも消滅する。
「堪忍袋の緒が切れた。許さんぞ、ガンダム!」グラハム・ムカ着火ファイヤー・エーカー出撃!
チームプレイでミハエルのスローネツヴァイを追い詰めたかと思いきや・・・
『た、隊長・・・・・・』ああっ!?
「ハワード!」
『隊長・・・・・・フラッグは・・・・・・』
「・・・・・・プロフェッサー・・・・・・ハワード・・・・・・。私の顔に何度泥を塗れば気が済むのだ・・・・・・ガンダム・・・・・・!」真グラハムはじまた。
「お別れのチューしれ」沙慈爆発まだー?
笑顔で人の波に混じっていく彼女を見送っていた。お、いよいよ爆発かー沙慈。
これ以降、彼女の晴れやかな笑顔を、二度と見られなくなるとも知らずに。
こんな時代に無茶しやがってフフフ・・・。
第6章やりたい放題のスローネチーム。
「奴らの武力介入は、これで七度目・・・・・・」
ロックオンは手にしていた携帯端末を閉じた。
「あれこれ構わず軍の基地ばかりを攻撃、しかも殲滅するまで叩いてやがる。・・・・・・アレルヤの台詞じゃないが、世界中の悪意の声が聞こえるようだぜ」
「ガンダム」への世間の非難の声は高まるばかり。
(・・・・・・あれが、ガンダムのすることなのか・・・・・・)そして決定的な事件が起こるのであります・・・
刹那の心の中にある懐疑の念が、ずっと、より濃く、色味を増していった。
「――みんな、死んじゃえばいいよ」( ゜д゜)
( ゜д゜ )
スローネと戦った後、他の基地に身を寄せたグラハムたち。
「無理をするな」『全治三ヵ月』の怪我を押して、恩師が残したグラハム機の整備をするカタギリ。
グラハムがスパナを拾い上げる。
「・・・・・・そうもいかないよ。きみに譲れないものがあるように、ぼくにも譲れないものはある・・・・・・」
・・・熱いじゃあないか。
そのとき鳴り響くサイレン。
今度は民間の軍需工場に新型の3機が・・・!
「単独出撃なんて無茶だよ」グラハム・カム着火インフェルノォォォオオオウ・エーカー出撃!
「そんな道理、私の無理でこじあける!」
・・・コレはないよ。
「今日の私は!」真グラハム、見事にスローネアインの右腕をぶった斬る。
グラハムはプラズマイオンジェットの出力ペダルを踏み込んだ。
「阿修羅すら凌駕する存在だ!」
ヨハンざまぁwwwwww
「・・・・・・ル、ルイス・・・・・・そんな・・・・・・」ルイス・・・(´;ω;`)ブワッ
「・・・・・・ごめんね、沙慈・・・・・・ごめんね・・・・・・ううっ、あああ・・・・・・あああああ・・・・・・!」
ネーナしね!できるだけヒドイ目にあってしね!エロ同人みたいに!
読者の感情がインフェルノウしたところで、スローネチームに突撃したのは・・・
「三機のガンダムスローネを紛争幇助対象と断定し、武力介入を開始する」刹那ktkr!
GNソードをライフルモードからソードモードに切り替え、展開した実体剣を振り上げて三機のガンダムスローネに斬りかかっていった。
「エクシア、目標を駆逐する――!」
いけ!いけ!僕らのガンダムエクシア!!
メインストーリーはここまで。
エピローグゴゴゴゴゴ・・・・・・な感じで2巻終了。
世界は変革を促された。
ガンダムマイスターの知らないところで、ソレスタルビーイングの知らない場所で、世界中の人々の気づかぬところで。
世界は、変革への蠢動をはじめたのである。
確かに『急展開』だわー・・・
アニメで毎週見てた時はこんなに駆け足感あったっけなー。
<この巻のエピソードにおけるアニメとの印象の違い>
良
↑↑ アレルヤ、ハレルヤ、スメラギ
↑ グラハム、セルゲイ、ピーリス
― その他
↓ ティエリア、リヒテンダール、クリスティナ
↓↓ ネーナ
悪
正直ネーナはもっと↓にしても足りないくらい。
文章になったことで、やらかしたことの外道さが強調されたように思う。
ネーナしね!できるだけヒドイ目にあってしね!エロ同人みたいに!
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