今日は 夏として許せる暑さ
とはいえ 暑いことに変わりはないです。
買い出しにスーパーに寄ったら レジに並んでいた人が 皆 アイスを買っていた。
だよね~ この暑さ つい買っちゃうよね。
もちろん私もパルムのバニラ&チョコ コーヒーチョコ味を買ってしまいました。
さて 伊坂幸太郎の「重力ピエロ」を読みました。
仙台では 謎の放火が続いていた。
泉水と春は兄弟だが 複雑な事情を持っている。
二人は 壁に描かれたグラフィックアートと放火との関連性に気付き 癌で入院中の父と謎ときを始める。
二人をあざ笑うように 続く放火。
謎解きの果てにあるものは・・・・
結末は 賛否両論別れるところかもしれません。
でも 作品全体に流れる品の良さというか知的な感じ。
特に 泉水と春と父の会話は レベル高いです。
もちろん何気なく書かれていることを知らなくても 読めるのですが
知っているのとだと 感銘の受け方が違うと思います。
父の姿が 素晴らしい。
親としては かくありたい。
そういう意味では そんな立派な父の生き様を見ているにもかかわらず
春がある行動を起こしてしまうのは あまりにも悲しい。
それだけ 過去の因縁が 春を蝕み続けてきたということなのか。
この作品を読むと 血のつながりって何? と 思う。
実は もともと私は あまり血のつながりに重きを置かない考え方だ。
確かに 遺伝学上のつながりがある。
例えば 若いころ 母は祖母に全く似ていなかったのに
最近 会うたびに祖母の面影を感じる。
ただ 血のつながりがあろうがなかろうが
一緒に過ごす時間で 家族になっていくのじゃないのかなと思う。
夫なんて もともと他人だしねえ。
だから親は 育てた子供は 血が繋がっていようがいまいが
可愛いじゃないかと思うんですが・・・
世間的にはそういう方が たくさんいらっしゃるだろうと思うんですが
残念ながら そうでない親や
何不自由なく育ててもらった子が 遺伝子上の親に会いたいと切に願うのを見ると
(そもそも本当の親ってこの場合誰なの?)
やっぱり 血のつながりからは逃れられないんだろうかと 思ったりもする。
作品に影響されちゃったのか いつになく哲学的なことを考えてしまいました。
作品そのものは お勧めです。
是非 ご一読ください。
映画化されていますね。
2009年だから もう3年経ってるんだ。
泉水が加瀬亮で 春が岡田将生 父が小日向文世。
うわっ。観るっきゃないですね。
DVDレンタルされているみたいだけど 近所の蔦屋にあるかしら
伊坂幸太郎は お友達の超お勧め作家ということで 読んだのですが
私も結構はまってしまい 今日 本を返しに行って また別の作品を借りてきました。
そちらの感想は また別の機会に。
いがぐりおの親は・・・・栗?^^;
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
とはいえ 暑いことに変わりはないです。
買い出しにスーパーに寄ったら レジに並んでいた人が 皆 アイスを買っていた。
だよね~ この暑さ つい買っちゃうよね。
もちろん私もパルムのバニラ&チョコ コーヒーチョコ味を買ってしまいました。
さて 伊坂幸太郎の「重力ピエロ」を読みました。
重力ピエロ | |
伊坂 幸太郎 | |
新潮社 |
仙台では 謎の放火が続いていた。
泉水と春は兄弟だが 複雑な事情を持っている。
二人は 壁に描かれたグラフィックアートと放火との関連性に気付き 癌で入院中の父と謎ときを始める。
二人をあざ笑うように 続く放火。
謎解きの果てにあるものは・・・・
結末は 賛否両論別れるところかもしれません。
でも 作品全体に流れる品の良さというか知的な感じ。
特に 泉水と春と父の会話は レベル高いです。
もちろん何気なく書かれていることを知らなくても 読めるのですが
知っているのとだと 感銘の受け方が違うと思います。
父の姿が 素晴らしい。
親としては かくありたい。
そういう意味では そんな立派な父の生き様を見ているにもかかわらず
春がある行動を起こしてしまうのは あまりにも悲しい。
それだけ 過去の因縁が 春を蝕み続けてきたということなのか。
この作品を読むと 血のつながりって何? と 思う。
実は もともと私は あまり血のつながりに重きを置かない考え方だ。
確かに 遺伝学上のつながりがある。
例えば 若いころ 母は祖母に全く似ていなかったのに
最近 会うたびに祖母の面影を感じる。
ただ 血のつながりがあろうがなかろうが
一緒に過ごす時間で 家族になっていくのじゃないのかなと思う。
夫なんて もともと他人だしねえ。
だから親は 育てた子供は 血が繋がっていようがいまいが
可愛いじゃないかと思うんですが・・・
世間的にはそういう方が たくさんいらっしゃるだろうと思うんですが
残念ながら そうでない親や
何不自由なく育ててもらった子が 遺伝子上の親に会いたいと切に願うのを見ると
(そもそも本当の親ってこの場合誰なの?)
やっぱり 血のつながりからは逃れられないんだろうかと 思ったりもする。
作品に影響されちゃったのか いつになく哲学的なことを考えてしまいました。
作品そのものは お勧めです。
是非 ご一読ください。
映画化されていますね。
2009年だから もう3年経ってるんだ。
泉水が加瀬亮で 春が岡田将生 父が小日向文世。
うわっ。観るっきゃないですね。
DVDレンタルされているみたいだけど 近所の蔦屋にあるかしら
伊坂幸太郎は お友達の超お勧め作家ということで 読んだのですが
私も結構はまってしまい 今日 本を返しに行って また別の作品を借りてきました。
そちらの感想は また別の機会に。
いがぐりおの親は・・・・栗?^^;
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/