まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

達人

2012-08-06 20:47:24 | 学校のこと
今日は蒸し暑かったですけれど 最高気温31℃。
え・・・絶対 もっと暑かったと思うんだけど。


さて 今日は 朝から本の整理をしに学校へ向かいました。

他の先生に手伝っていただきながら かなり頑張って 本を移動しました。
(まだ 途中だけど・・・)

・・・で 本を出してみたら 本棚が壊れていることに 改めて気付きました。
その本棚は 下の段が 見えやすくなるように 下のほうが少し突き出ています。
つまり 下のほうが突き出るように斜めになっています。
下の段は 背の高い本を入れられるようになっているので 自然と重い本を入れていたわけですが 
裏から本を支えるベニヤ板が ひどく沿ってしまっているのです。
このため 大きい本ならいいのですが 普通のサイズの本を入れると 落とし穴にはまったみたいに奥に行ってしまい 見えづらくなってしまうという欠点がありました。

壊れているのは気付いていましたが 直せないと思って諦めていました。

すると 一緒に作業してくださっていた先生が 「直せると思いますよ。
と おっしゃるので 本を全部出して 重い本棚を前に出しました。

しかし 長年のゆがみ 一筋縄ではいきません。

もう駄目かなあと あきらめムードが漂った時 
「校長先生にみてもらいましょうか。
と いう案が出ました。

勤務校の校長先生は いろいろなことができる方なのですが 
大工仕事はかなり得意。
構内には 校長先生の玄人はだしの作品が数多くあります。

ただ 男前なんですが ちょっと強面。
ひとりだったら 頼めないけれど 他の先生もいっしょだからお願いしちゃえ。
と お願いに行ったところ 丁度出かけられたばかりでした。

ところが 昼ご飯を食べて戻ってみたら
校長先生が トンテンカンやっておられる。

反りまくっているベニヤ板が 校長先生の言うことはちゃんと聞いて どんどん居るべき場所に戻っていく。

もう 魔法のようでした。

不治の病と思われた本棚が ほんの10分くらいで 直ってしまいました。

すごい。 

あまり すごかったので 帰りがけに再びお礼を言いに寄った際
「実は 小さい本棚が欲しいんですよね。
と 思わず お願いしてしまった私は ずうずうしすぎ?

図書室用の本棚って 冗談みたいに値段が高いので なかなか買っていただけないのです。

夏休み明け 本棚ができあがっていそうな予感が・・・

いや 本当にマメで優しい方なんです。
(作ってほしいからってヨイショしているわけではないのよ。)
いろんな校長先生を見てきましたが 自分から率先して 暑い中何時間も雑草を抜いてまわったり
トイレ掃除までされる校長先生は 初めてです。
(他の校長先生が 悪いってわけではないんですよ。校長先生は 皆さんが思っていらっしゃる以上に 大変忙しいのです。)

勤務校の校長先生は 体を動かすことを全く厭わない方だと思うんですが 
ほとんど椅子に座っていらっしゃらないほど 働いておられるので 本当に尊敬します。

要領のいい人が 評価され易い世の中。
生徒たちにも 是非 そんな素晴らしい校長先生の姿を 見て学んで欲しい!と思ってしまいます。
 

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コメント (2)
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