文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

「 数学する人生 」 を読んでいます。

2016年11月27日 08時17分44秒 | 岡潔

数学する人生

数学する人生

  • 作者: 岡 潔
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/02/18
  • メディア: 単行本


  「 松原さおり/父、岡潔の思い出 」 を 5 回 にわたって掲載しましたが、これは今回掲載した 「 数学する人生 」 岡 潔、森田真生編 の 「 刊行記念インタビュー 」 の記事を一部掲載したものです。 (全文はネット上で読むことができます) 読みかけですが 「 数学する人生 」 には、 岡潔氏の書いたり語ったりした内容が、 凝縮されているようです。


「 冬薔薇 」 (バラ・ふゆそうび )

2016年11月27日 04時24分07秒 | デジカメ_花
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 ずいぶん前 ( 昔 )、谷村新司の歌 ( 確か 「 群青 」 ) の歌詞に 「 ふゆそうび 」 というのがあって、言葉の響きが好きでした。 後で漢字を知って、冬のバラか? ( 冬に咲くの? ) と思ったものでした。 そういえば、 「 冬の稲妻 」 も、架空の話だと思っていて、その後 金沢で、夕立のように 「 あられ雪 」 が降るのに出会って、納得したものです。


こんな写真も撮れますよ!

2016年11月26日 19時47分48秒 | デジカメ
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 ある公共施設で、面白いものが撮れそうと思って撮りました。 もう少し粘って ( 途中で椅子に座った人がいました ) 、角度もいろいろ変えて撮ったら、もっと面白い写真がとれたかもしれませんね。 ( ちなみに、この施設で、高校生の写真クラブの作品展示があったけど、イマイチ。 今時、カメラの機能を超えたものを撮らなきゃダメでしょう! コンデジでに負けちゃだめですよ!! ) 強気だな!! でも一点、気に入った写真もありました。 1年生の 「 小径 」 という作品。



雪にも負けなかった 「 大根 」 の葉

2016年11月26日 11時49分05秒 | デジカメ
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 11月の雪にも負けずに、野菜は元気でした。 でも、あちこちの 「 皇帝ダリア 」 は、可哀想なくらいしおれていました。 葉も霜焼けのように傷んでいて、写真は撮りましたが、アップはよしましょう。 でも、まだ蕾がたくさんあるので、復活するでしょう。 ( 蕾という漢字は、不思議な字ですよね。 草冠に雷、春咲く花も、秋につぼみをつけて、越冬しますから、強そうな漢字なんですかね。 ) 皇帝ダリアの蕾も、がんばって大輪の花を咲かせるでしょう。


小林秀雄の言葉 ( その5 )

2016年11月26日 08時03分46秒 | 小林秀雄
 感動した時には自分自信になる

自分の一生をふりかえってみて、
ぼくは自分しか出していませんね。
ぼくはいつでも感動からはじめた。
感動というものはいつでも統一したものです。
分裂した感動などというものはありません。
感動している時には世界はなくなるものです。
感動した時にはいつも自分自身になる、どんな馬鹿でも。
これは天与の知恵だね。
感動しなければ人間はいつでも分裂していますよ。

「感想-本居宣長をめぐって-」 質疑応答
 生きること生かされること 兄小林秀雄の心情 P.79


「 ハコベ 」 の仲間 追記: 「 ハキダメギク 」

2016年11月26日 05時16分02秒 | デジカメ_花
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 本当に小さな花です。 ネットで調べると 「ハコベ」 の花弁は、2 × 5 枚 が多いのですが、写真の花は 3 × 5 枚 なので、違う花かもしれませんが、とりあえず 「 仲間 」 としました。 岡潔さんじゃないけれど、 この花が自身で花の形をデザインしたとは思えませんね。 2 × 5 枚 の花弁の花の存在を知っていて、それとは違ったデザインにしたとしか思えませんからね。 ( ” 立派な学者" は、突然変異とかの理由をつけるんでしょうけど、 不思議を不思議と感じないのは 「 純粋な心 」 じゃないですよね )
 H290104追記: その後わかったのですが、どうも 「 ハキダメギク(掃溜菊、学名: Galinsoga quadriradiata) 」 のようです。 誰が名付けたかは知りませんが、 他にも 「 可哀想な名前 」 の植物等がありますが、おそらく 「 愛情のない学者 」 がユーモアのつもりで付けたのでしょう。


父、岡潔の思い出 (その5) (完)

2016年11月25日 07時53分35秒 | 岡潔
 父は私たちによくこう言いました。 「 何かやりたいこと、 成したいことがあったら、 一生それを思い続けなさい。 一生思い続けて駄目だったら、 二生目も、 三生目も思い続けなさい。 そうすれば、 やがて実る 」 。
 岡潔に関してとにかくびっくりするのは、 普通の人には見えないところまで、 ものが見えたということです。 父の前に座って何も口にしなくても、 私が何を考えているか、 見通していたでしょう。
 表面に出てきた事物を見て、 出るに至る心の軌跡を見通してしまうのです。 世間的、 物質的なことにはとらわれず、 心を綺麗にして、 真摯に自我を張らずにやっていると、 段々心の目がよく見えてくるのでしょう。
 こういうことができたのは、 父の人間が古いからなのだと私は思っています。 何生も生きてきたその 「 生 」 の数が多いのでしょう。 積み重ねてきた経験がたくさんあるから、 ずっと先の方まで見通すことができた。 そういう意味で、 父は古い人間で、 誰よりも心優しく、 信頼できる人でした。

[ 岡 潔、森田真生編 『 数学する人生 』 刊行記念インタビュー ]
松原さおり/父、岡潔の思い出 聞き手・森田真生 (独立研究者)


ちっちゃな 「 クローバー 」 (その2)

2016年11月25日 05時20分30秒 | デジカメ
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 昨日くらいの雪でも、 すっぽり埋まってしまっただろう 「 ちっちゃなクローバー 」 。 おそらく 「 カタバミの仲間 」 だと思うけど、 いずれにしても、 こんな小さな雑草を見ると、 頭が下がり謙虚な思いにさせられる。


寒いので、少しあたたかな 「 ボケ 」 の花

2016年11月24日 14時08分49秒 | デジカメ_花
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 外は白い雪が降り続いていますが、 道路は白くなっていません。 そこで、少しは暖かさを感じるように、ろうそくのような 「 ボケ 」 の花。 液晶モニターで見る場合、視線を変える ( 上下左右に少し頭を動かしてみる ) と、ピンクの色合いが違って見えることを発見しました。 お試しを。 それから今朝の 「 クローバー 」 は、カタバミかもしれません。 また、オキザリスの葉もクローバーに似ていて、 ある種類は 「 四つ葉のクローバー 」 として売られているようです。