文 美 禄 ( bunbiroku )

美禄にはいままで一切縁が無かった。かといって、決して大酒飲みでもないし美酒を求めてきたこともない。忘備録になればと。

父、岡潔の思い出 (その4)

2016年11月24日 07時41分45秒 | 岡潔
 父は、 「 人を先にして自分を後にせよ 」 という家訓のもとに育てられました。 私もこの教えをずっと貫こうと思っています。 父の思想にはいろいろな側面がありますが、 根本は、 「 自分を後にする」ということだと思います。 つまり自我を抑えて真我になる。 そうすると自他の区別がなくなる。 自分も他人も自然も同じ心の中の一つの個になる。 だから父は、 びっくりするほど心が澄み切っていました。 人のことを構わず、強い物言いをするときもありましたが、 それは他人だと思っていないから。
 とにかく、 自我をのさばらせないこと。 子どもを育てるときには特にそうですが、 これがすべてに通じる基本だと思うのです。

[ 岡 潔、森田真生編 『 数学する人生 』 刊行記念インタビュー ]
松原さおり/父、岡潔の思い出 聞き手・森田真生(独立研究者)


ちっちゃな 「 クローバー 」

2016年11月24日 05時05分05秒 | デジカメ
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 歩道の隅の 「 ちっちゃなクローバーやコケ 」。 今まで持っていたカメラではうまく撮れなかったけど、「 新カメラ 」 では何とか撮れました。 ただ、歩道の片隅で小さくなって何かをしている姿は、怪しく見えているんでしょうけど。 もう季節じゃないけど、今度は昆虫なんかも撮りたいですね。


イソギクの花 ( 新カメラ ・ マクロ )

2016年11月23日 15時01分52秒 | デジカメ_花
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 今まで何度か掲載した 「 イソギク 」 は、全てつぼみでしたね。 新カメラでマクロ撮影したら ( と言ってもシーンモードというオート撮影 ) 予想以上に簡単に接写ができました。 もっともっと小さな花もバッチリ。 しばらくは 「 新カメラ 」 の試験撮影が続きそうです。


父、岡潔の思い出 (その3)

2016年11月23日 05時35分19秒 | 岡潔
 講義もそうですが、 この書はもっと難解です。 いま読まれると誤解されることもあるだろうと思います。 それでも、 二百年後か三百年後かに、 理解される日が来ると信じています。 それまで、 きちんとこの作品を残しておきたいと思います。
 近くで生きてきて一つ言えることは、 父は、本当のこと、 確信していることしか口にしないということです。 いつどんな場合でもそうでした。
 だから、 岡潔の言っていることは、 全部本当だと思っているのです。 「春雨の曲」にも、 講義録にも、 わからないところはたくさんありますが、 わからないのは私が幼な児のように無垢じゃないから。 それでも、 ここに書かれていることはすべて真実だと思って読んでいます。 私が人としてもっと成長した将来、 これは常識として受け止めているでしょう。

  [ 岡 潔、森田真生編 『 数学する人生 』 刊行記念インタビュー ]
  松原さおり/父、岡潔の思い出 聞き手・森田真生(独立研究者)


夜の 「 サザンカ 」

2016年11月23日 05時19分12秒 | デジカメ_花
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 新カメラ ( 新ガメラ? 新ゴジラ? ) で、フラッシュ撮影のテストです。 コンデジでもポップアップする小さな物ですが、近い被写体には十分のようです。 もっとも 「 夜の撮影散歩 」 はしませんので、使用することはあまりありません。


西日の 「 皇帝ダリア 」 ( 新カメラ )

2016年11月22日 18時24分55秒 | デジカメ_花
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 通常は午前中の早いうちに撮影するのが良いと思いますが、 あえて午後の遅い時間に 「 撮影散歩 」 をすると、 思いがけない色に撮影できます。 そんな一枚です。 ( 左上の家のひさしが構図ミスですけど )


父、岡潔の思い出 (その2)

2016年11月22日 07時46分37秒 | 岡潔
 父は、 「 人を先にして自分を後にせよ 」 という家訓のもとに育てられました。 私もこの教えをずっと貫こうと思っています。 父の思想にはいろいろな側面がありますが、 根本は、 「 自分を後にする 」 ということだと思います。 つまり自我を抑えて真我になる。 そうすると自他の区別がなくなる。 自分も他人も自然も同じ心の中の一つの個になる。 だから父は、 びっくりするほど心が澄み切っていました。 人のことを構わず、 強い物言いをするときもありましたが、 それは他人だと思っていないから。
 とにかく、 自我をのさばらせないこと。 子どもを育てるときには特にそうですが、 これがすべてに通じる基本だと思うのです。

  [ 岡 潔、森田真生編『数学する人生 』 刊行記念インタビュー ]
  松原さおり/父、岡潔の思い出 聞き手・森田真生 (独立研究者)


新しいカメラで 「 アベリア 」

2016年11月22日 05時25分55秒 | デジカメ_花
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 ついに、10月に発売されたカメラを購入。 半年くらい、いろんなカメラを比較しては、次々と 「 本命 」 が変わり、 最終的に決めたのは、 「 価格・大きさ・重量・ある程度の高倍率ズーム 」 の総合評価からの 「 コンデジ 」 。 価格もそうだけど、やはり高倍率ズームレンズを付けた一眼レフを首に下げての 「 撮影散歩 」 は、何か大げさで、住民の方からは不審がられそうなので、Q10 よりは一回り大きいけど、重量は約300gと同等の軽さ。 同程度の倍率ズームをつければ、一眼カメラは 1 kg 以上になってしまいます。 そこで、毎日でも小さなバックに入れて持ち歩けるカメラにしました。 というわけで、撮った写真の1枚です。 心配していた 「 ボケ 」 効果も、そこそこに表現できました。 ( Q10 の方がもっと簡単な気はしますが )


父、岡潔の思い出

2016年11月21日 05時24分21秒 | 岡潔
 とにかく、集中しているときは、研究以外のことはなにも無くなってしまうのです。
 これも私が十歳の頃ですが、 あるとき父が考え事をしながら向こうから歩いてくるので、 ちょっといたずらをしてやろうと、目の前に行って、 仰々しくお辞儀をしてみたことがあります。 すると父は、えも言われぬ優しい笑顔で、びっくりするほど丁寧にお辞儀を返して、 そのまままっすぐ歩いて行きました。 いくら集中しているとはいえ、 娘と認識してもらえなかったのですから、 このときはさすがに戸惑いました。
 いま思えば父はそのとき、 理屈も言葉も何もない「情」だけの世界にいたのです。 だからあんなになんともいえない笑顔だったのでしょう。

[ 岡 潔、森田真生編 『 数学する人生 』 刊行記念インタビュー ]
松原さおり/父、岡潔の思い出 聞き手・森田真生(独立研究者)



寄せ植えの花壇

2016年11月21日 05時11分56秒 | デジカメ_花
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 私のPCには、ブログ用のリサイズした写真のフォルダがあり、 そこにはすでに掲載したものと、 今後掲載する予定のものが入れてある。 掲載予定のものはせいぜい2~3枚だが、そのうち掲載せずに忘れることがある。 おそらくこの写真もそうで、同じ写真はない様だ。 でもそろそろ、同じ写真を二重に掲載するなんてことも起こりそうです。 その時はご容赦を。 それにしても、庭の花木・草木などを、よく手を入れて、育てていらっしゃる家がたくさんあるのには頭が下がります。