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西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

ぶるきな親爺の戯言2

2007-12-21 | Weblog
日本の皆さん元気ですか~。
親爺も~元気です。
ブルキナファソでは昨日はタバスキでござりました。
タバスキは「犠牲祭」とも言ってイスラム教の2大祭りでイスラム教徒最大のお祭りでアラーの神に羊を捧げて1年の一家の健康と安全を願うものらしいのだが各家には無残にも首から下が骨になった羊がぶら下がって、羊達は年に一度のこの日をどんなに恐れていることだろう、と羊の心境になって考えてみたりして。
さてさて、前回に続いてお手伝いさんサンドリンは子供を生むために実家に帰り、産後まもなく家に戻ってみると、なんと夫が他の女と一緒に寝ていたのであります、サンドリンはそれを確認すると同時に中に押し入り、女の髪を引っ張り引き離すと夫はすかさず外へ非難、女は悲鳴とともに夫のほうへかけて行こうとダッシュをするがサンドリンが後ろから足を払うと女はもんどりうってひっくり返ったそうな。すかさず夫に鋭い視線を投げて夫を金縛り状態にして女に言った「こんな男はお前にくれてやる」と。
この話を聞いて親爺としてはなんとサンドリンは逞しいことか、ブルキナファソは日本のようには生活にゆとりがないのです。甲斐性のない人間は男でも女でも容赦なく淘汰されてしまいまする。どこかの国ではストーカーだかスピーカーだか知らないが男や女のケツを追っかけて悶々としているやつが大勢いるとか、あまりにもバーチャル的で非現実的なことばかり先行して現実を直視できないやつが多すぎる。好意を持ち、夢を持つことはいいことでありますが、物事というのは、そこからどのように実現していくかは実際に正面からぶち当たってみないと解らないことが沢山ありまする。少しの勇気というか無理をすること、そして自分をさらけ出すことが必要なのだ。それができないから妄想になっちまったり虚勢を張ったりしてしまうのだな~。
親爺も昔はいろいろな女を好きなったが結局今のかみさんは最大の理解者でもあり最大の苦言者でもあると言えまする。
「男は強くあれ、優しくあれ、そして爽やかであれ」「女は逞しくあれ、可愛くあれ、そして朗らかであれ」それが親爺の格言でありまする。


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