西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

ブルキナ親爺は健在です。

2015-11-10 | Weblog

皆さんお元気ですか?

ブルキナ親爺は2年の間、わが祖国日本に帰郷しておりました。

我が家での暮らしは、家族や友人の温かい愛と友情に包まれながらも元来枠にとらわれない親爺の性格が災いし、家族や友人に多くの心配と狼狽をもたらしてしまったことも事実です。

そして今再びブルキナファソに戻り、こうして一人物思いにふけることは日本ではありえないことで、何故か新鮮なことに感じます。

ブルキナファソという国は、というよりこの空間は日本のように決まり決まった社会の型式が無いと言いますか、「らしくあれ」ということが日本では外部に求めるのに対して、この国は自分に求めることが大きな違いです。

歴史と伝統の違いもあって何が良いのか親爺にはわかりませんが、先般に起こったブレイスコンパオレ大統領の追放は、それまで30年も続いた政権を引き続いて行うつもりだったブレイスコンパオレと、それに従う既得権の亡者たちに、そうはさせないと市民が立ち上がり、軍が市民の味方に付いて成し遂げた結果でした。

11月27日はブルキナファソの新しい大統領を選ぶ選挙があります。

市民に尋ねると、「もう独裁政治はご免だ。私達は自由であり私達の選んだ大統領と一緒にこれからのブルキナファソを創る。」と言っておりました。

貧困な中にも人々の心から滲み出る未来を想う活力に改めて感慨深く思うのです。

私はこのようなブルキナファソの人々の屈託の無い純粋さと人に阿ることが無い心が好きです。

これから再びブルキナファソの地からこよなく愛する祖国、郷里を想いながら発信して見たいと思いますのでよろしくお願い申し上げまする。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿