西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

中年派遣員奮闘記(その10)

2015-12-31 | 奮闘記

NO.10[ブルキナファソのお茶の会]

ワガドゥグの人たちはとてもお茶が好きで、何人か集まるとお茶を作りみんなで世間話をしながらお茶を飲んでいます。

お茶は中国の緑茶で5センチほどの深緑色のパッケージに入っていて葉は日本の物より黒い色をしています、作り方を言いますと、

①    まず10センチほどの火鉢に炭を入れて火をおこします、

②    直径10センチほどのやかんに水を入れ沸騰したらお茶の葉を大さじ2杯ほど入れ7~8分煮出します、

③    それから大き目のコップにやかんのお茶を全部注ぎます、

④    またお茶の葉が入ったままのやかんに再び戻し火にかけて7~8分煮出します、

⑤    これを2~3回繰り返します、

⑥    その後大きめのコップに砂糖を大さじ2杯くらいの砂糖を入れ再びやかんのお茶を注ぎます、

⑦    そしてコップの砂糖が完全にお茶に溶け込んだらまたお茶ガラの入ったやかんにまたもどします、そして2~3分火にかけます、

⑧    これをまた2~3回繰り返します、このときにはなるべく高い位置からお茶をコップに注ぎ泡をたてます、こちらでこの泡のことをムースと言います、

⑨    ウィスキーをストレートで飲む時に使う小さなショットグラスを5個ほど用意します、

⑩    まず大きなコップに高い位置から注いだときに出来るムースをグラスに取り分けます、

⑪    ムースを取ったらやかんにもどしグラスに注いで出来上がりです。

グラスに注がれたお茶は黒黄色ですが緑茶の香りで、ひとくち口に含むと日本のお茶のような苦味や渋みはなく濃厚なお茶の味と砂糖の甘味が程よくマッチしていてとても美味しく紅茶やウーロン茶などと比べても異質の美味しさです。

緑茶のエスプレッソとでも言えるでしょうか、またお茶の作り方の上手な人と下手な人がいて上手な人ほど高い位置からコップに注げるので泡が細かくマイルドに仕上がるようです。


次回をお楽しみに・・・・



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