西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

中年派遣員奮闘記

2015-12-17 | 奮闘記

「ブルキナファソ親爺暮らし」

(はじめに)

ブルキナファソ。人に言うとほとんどの人が国の名前とはわからないほど日本とはなじみのない国の一つです。

私は、そのブルキナファソに2003年に渡航し、10年間にわたり滞在し、NGO活動や孤児施設の建設、日本食堂「和が家」などを開設しました。そのようの生活の中でブルキナファソの人々と直接触れ合い、そして共に考え、共に暮らしたことは、私の人生にとってなにものにも換え難い体験となりました。

その十年間のいろいろな出来事をまとめ、多くの皆様に遠いアフリカにあるブルキナファソでの暮らしをお伝えしたいと思い、まとめてみました。

また、タイトル「ブルキナファソ親爺暮らし」は、人の暮らしは様々で、満足とは際限がなく、不足の生活の中に生きていくことの大変さは物事の大切さを育んで行くことは自分自身のテーマでもあります。

努力をすれば、真面目に生きればいつかは報われる。それが当り前ではあります。しかしそれが当てはまらない環境も多くあることも現実です。特に途上国と言われている国々は、生活基盤はもとより、政治、経済、医療、教育などのインフラのどれをとっても未熟であり、これからの成長も難しいうえに、国際機関の援助なしでは成り立たない国が多く、それゆえの無意味な紛争が起きていることも事実です。

私たちは、ニュースで感染症や紛争、難民などのことを知り、自分でなくて良かったと思う人も多いでしょう。しかし、それを対岸の火事として見るのではなく、これからいつどこで起こるか解からない自然、人的災害が私たちの身近に起きるとも限らないことをも踏まえて、途上国の人々の暮らしから何かヒントを得ることもあるかもしれません。

私は物書きが苦手で非常に稚拙な文脈ではありますが、自らのブルキナファソでの暮らしを連載で思いのまま書き綴ってみたいとおもいます。

次回に続く・・・お楽しみに



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