西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

ふと飛行機の中で思ったこと

2009-03-26 | Weblog
2月13日5時30分に1年半ぶりに成田空港に着き、外に出ると思わずあまりの寒さにビックリ。

前にも何度か帰国はしているものの温かい時ばかりでしたので凍てつく寒さに震えながらつくば学園都市行きのバスにそそくさと乗り込みますとバスの中の温かさがジンワリと体に伝わる、と同時に飛行機の中の退屈さを紛らわすために飲んだ大量のウイスキーが染み渡ってきてバスで泥酔状態。

幸い終点でしたので運転手さんに起こされ再び極寒の世界に置かれる事になりました。

迎えに来てくれるはずの弟を探しながら佇むこと30分、遠くに弟の姿を見つけると力を振り絞りよたよたと大きな荷物を2つ引きずりながら車に転がり込み、まずは一安心です。

久しぶりの帰宅は母や妻が笑顔で迎えてくれまして夕方は弟達も加わり一家団欒のひと時を堪能。

しかしブルキナファソの環境になじんでいた親爺の体は日本の寒さには適応していないためか毎日非常に寒く冬眠パンダのように動きが鈍くただただ蹲るばかり。

しかし日が経つに連れて人間というのは環境に適応してくるようでしてブルキナファソの帰る日が近づくに連れて軽快になり日夜ハードスケジュールに追われておりました。

そして40日も瞬く間に過ぎて再びブルキナファソへ。

ブルキナファソに着くと今度は40度を越す暑さ。

親爺は今、毎日、日乾し蛙のようになっておりますのです。

ふと、ブルキナファソに帰る飛行機で思ったこと。

意識の中で外の意識と内の意識は違うということ。

外の意識は刻々と変化してもうちの意識はいつも同じところにいるということ。

そして外の意識は外の環境に対応して感覚や思考を通して自分をコントロールし、内の意識はいつも1つの所に留まって自分を司っている。

つまり何処にいようが何をしようが内なる自分は同じなのです。

それでは内なる自分とは何か。

きっと魂をつかさどっている何かなのかな。

きっと・・・・・・。

そのようなことでまた退屈な飛行機の中で大量のワインを飲みながら、ああだこうだと妄想にふけり、ふと自分に戻るとブルキナファソでございました。






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