西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

雨のコムシルガ村

2009-05-22 | Weblog
暑いアツ~いブルキナファソ。 ここは首都ワガドゥグから25キロのところにあるコムシルガ村です。

 親爺は今この村で井戸を掘っているのです。
外気温48度の中すべての水分が放出してしまうのではないかと思うくらい空気は乾燥しまさにアフリカのサバンナの真っ只中です。
 日本でもたくさんの人が熱中症にかかるようですがここでは慣れないと10分も炎天下にいると脱水症になってしまいます。

子供たちがいたるところにあるマンゴの木から熟したマンゴを沢山持ってきてくれますのでおなかがすくとマンゴを食べながら仕事をします。
なんと贅沢なことか。

そんなある日、空に黒い雲が現れて雷の音が聞こえ始めました。
 村の人は久しぶりの雨を期待しているのかうれしそうに空を見上げています。
それから数分後大きな雨の粒がぱらぱらと落ちてきたかと思うと雨脚が強くなり一気に土砂降り状態に。

親爺はとっさに車の中に駆け込み雨のやむのを待つことにしました。 あたりを見渡すと子供たちはうれしそうにずぶぬれのままはしゃいでいます。

まるでサバンナ全体が生き生きとしているようにも見えるのです。

 ふと大自然の中で命の大切さそして尊さが感じられた一瞬でもありました。



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