西アフリカぶるきなふぁそ親爺暮らし

2003年、50歳にて西アフリカのブルキナファソに渡りボランティア。歳月を経ていまではすっかりブルキナ親爺になりました。

夢の風船

2008-07-14 | Weblog
ふと、子供のころを思い出しました。

お母ちゃんは幼い私と年子の弟をお風呂にいれ、

 寝るときにいろいろな話をしてくれます。

 魔法使いの話、孤児の話、

おとぎの国の話し、アンデルセン童話の話、


そして、いつの間にか眠ってしまうのです。

 話を聞いた夜は夢を見ます。

そして、次の朝私の心の中には夢の風船ができるのです。

 それはそれは数え切れないくらいの夢の風船がありました。

 小学校に入ると夢の風船が壊れることを知りました。

 それからもいろいろな夢の風船ができましたが、

 出来ては壊れて、

そして成人を迎え結婚をして子供が産まれ、

 親爺になった今、

 夢の風船は数えるほどになってしまいました。

 今となっては、

夢の風船はなかなか作れないかもしれませんが、


 でも、

いつまでもいつまでも夢の風船を持ち続けたいと思います。

 そして、

命が尽きる瞬間に最後の風船が割れることを願っています。


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