現実の日本の社会の中では、環境、教育、雇用、財政、
政治など私たちが生活していく上で 基幹となる社会の
システムが揺らいでいく中、漠然とした不安、あきらめ、
根拠のない楽観視などが蔓延している。
これからの日本は人口が減少し、高齢者が増加する現実
の中で、早期認知症を含めた全認知症頻度は加齢ととも
に増加し、50歳代で5%、60歳代で12%、70歳代で30%
となり、80歳代では50%を越え、90歳代ではほぼ75%
に達するそうだ。もはや認知症は他人事ではない。
私自身も大きなハンディを抱え、認知症の母親を補佐する
課題を抱えた参考例として、この記事があなたのお役に
立てれば嬉しく思う。
今回のことで、認知症と生活習慣病はある程度、関わり
があり、生活習慣を改善することで、多くの人に訪れる
であろう認知症を少しでも遅らせることができる。
私はこのブログに、母親の記事を掲載することを躊躇
した時期があった。それは私の愚痴になり、現実から
逃避する口実を作っているような気がしたからだ。
しかし、時間の経過とともに、実は足元に、私が進む
べき道標があり、それには母親の認知症を補佐する
記録を書き残せと記されてた。
これまで「お袋の認知症日記」として上げてきた記事は、
突然、出現した大きな問題を、私が過去に培われた経験
や知識の範囲でしか受け入れることができなかった時期。
しかし・・
これからは、私がどのように母親の認知症と向き合って
いくか。そしてこれから訪れる新たな問題を浮き彫りにし、
それを他者の目線で観る時期がきている。
今、私がU理論を実践していく上で、これまでの状況が
U理論でいう過去をダウンロードしている段階だった
ことを再認識させられている。
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