うちのキャンカーのZIL 520のエアコンが効かなくなったので取替えようと、発注したのが届いた。
物があれば邪魔になるので暑くても取替える気になるだろうと、いつもながら安易な考え。
既設はダイキン製だが、新しいのは日立製。
ちなみに値段はカカクコムで41,500円 (送料込み)
最近のダイキン製の室内機の奥行が以前のものに比べて37mmほど大きくなっている。
その為、現状のエアコンBOXにそのままではでは入らず、面倒な加工がつきまとう。
それをやりたくないので、今より17mm大きい日立製にした。
これだと、ギリギリ入るハズ。
入らなかったどうしようという不安が残るが・・・。
この暑いときにエアコンの取替え工事などはやりたくないが、今の冷媒漏れがいつ多くなるか分からない。
長旅の計画もあるので、暑い夜にエアコンが効かないのは最悪である。
そんなこんなで重い腰を上げることにした。
まずは工事の順番はこんな流れになりそう。
暑いのでキャンカーでの作業は2時間くらいを想定。
① 室内機撤去
② 室内家具の撤去
③ 室外機撤去
④ 家具の加工
⑤ 既設室外機架台の補修
⑥ 家具の据付け
⑦ 室外機設置
⑧ 室内機設置
⑨ 冷媒配管接続
⑩ テスト
⑪ 切断配線の復旧
⑫ 完 成
それでは既設のエアコンの撤去から。
まずはポンプダウンして、室内機と配管パイプ内にあるフロンガスを室外機へ送り出し、封じこめる。
これをしないとフロンガスが大気中に放出され、環境汚染になるのでエアコンを取外しには必ず実施する。
夏場なら設定温度を最低にして冷房運転を開始。
ポンプダウンは高圧側のバルブを閉じて、20~30秒冷房運転すればOK。
撤去したエアコンをテストする予定もあるので負圧にならないところでポンプダウンは止める。
さあどうやって外そうかと思案する。
あーでもない、こうでもないと考えるのに時間が掛かる。
昔のジルはこんなふうにきれいに収まっているが、これが面倒なもと。
このエアコンの室内機に合わせて家具が作られているので、エアコンが替われば家具の加工も必要になる。
もっともこれより小さければ何とかなるが、今ではコロナの冷房専用機ぐらいしか入らない。
エアコンの左側はリアベッドに行っているダクト。
気休め程度しか冷えないので、今回はこれも撤去しよう。
白いジャバラはキッチンの換気扇ダクト。
後付けのバックカメラや電気配線もここを通しているので一旦は配線を切断。
エアコンカバーを外して室外機とつながっている配線を外す。
エアコンのドレン配管はキャンカーの場合は両側から取られている。
前後に傾いた場所に止めてもドレンが排水できるようにするため。
隙間にほとんど余裕が無いので、ここも加工が必要。
室内機を外そうとするが外れない。
クソーと思いながらよく見たらビスで固定されている。
普通、家庭に設置するエアコンの室内機は据え付け板に掛けるだけ。
振動で外れないようにとの配慮だろうが、これを外さないと本体は外れない。
冷媒は室外機に閉じ込めたので、接続配管を外す。
室内機をよいしょよいしょと撤去
やっと外れたバイ。
室内機を撤去後はガラーンとしてかなり物が置けそう。
後ろに据付け板とその左がドレン配管。
さあ、これからがまた大変。
次はこの家具を撤去して、色々加工する必要がある。
たったこれだけの作業でも暑い中2時間くらいで、お陰で汗びっしょり。
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