前回、LiTime の1KWインバーターを紹介して、普通に使えるのが分かったので、今回は2KWインバーターの紹介。
電子レンジとエアコンを一緒に使う場合はこれくらいあれば大丈夫。
DC/ACインバーターだから難しいことは何もないが、LiTime のサイトから紹介画像を引っ張ってきたので、クリックすれば大きく見える。
気になる価格は今は35,000円くらいとかなりお安め。
スペック
定格出力 : 2000W
サージ出力 : 4000W
入力電圧範囲 : 10.0~15.5VDC
出力電圧 : 100V AC± 5%
周波数 : 60Hz
変換効率 : 90%
無負荷消費電力: <9W
低電圧保護 : 10.0±0.3VDC
高電圧保護 : 15.5±0.3V DC
動作温度範囲 : -20℃~40℃
寸 法 : 360× 173× 76mm
重 量 : 4kg
箱を開けると2KWインバーターと接続ケーブル、取付け用のビスとマニュアルが入っている。
接続ケーフルは軟らかい 8AWG (105℃) が4本並列接続となっている。
8AWGというと8.4SQくらいで4本を合わせると33.6SQとなるが、38SQを1本使うよりも許容電流は多く取れる。
インバーターサイズは、1KWのものと幅も高さも同じで長さが60mm長いだけ。
気になるアイドル電流は0.42Aと低いのがうれしい。
使用するデバイスも日進月歩で性能は良くなる。
今回のテストも前回と同じようにインバーター負荷は電気ストーブとヒーターを使う。
それだけでは足りないので後は適当に負荷をくわえて2000Wを確保。
AC出力が2000Wを越えると本体からピーピー警告音が鳴ってうるさい。
12V200AのLiFePOから200A近い電流を連続で長時間取るとかなり電圧が下がるので、
バッテリー本体を40Aで充電しながら使用する。
負荷を掛けてAC 2KW出力時のインバーター側の電圧は12.0VでAC電圧は101V。
出力コンセントをテスターで測っても101Vだった。
ファンは実験開始後1分30秒で回り出した。
エコチェッカーを使っての電力測定で、2つ合わせて1990W。
バッテリーモニターでの出力は12.6V 189A 2.3KW表示。
簡単な効率計算では 2000W / 12.6V / 189A = 84% 効率
ケーブル損失等は無視しているのでこんな物。
無負荷時のAC出力は102Vでその波形と2KW出力時の波形。
2KW出力時は多少のブレはあるが問題ない状態。
2KW出力で30分経過したらケーブルはかなり発熱して触った感覚では50℃くらい。
ファンスピードは、高低の2段階になっているが、回り出すとどちらもうるさい。
インバーター本体は、2KW出力で40~50分間連続してテストしたが全く問題ない感じ。
次回は気になる内部を見てみよう。
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