日経平均株価が暴落中である。
昨日も4,400円越えの値下げで下げ幅は1987年のブラックマンデーを超えた。
東証の暴落は大きな材料がないのにこれほど下がるのはよく分からないね。
う~む、今年になってかなり売り抜けたが、それでも結構な含み損発生だよ。
今回、ここに紹介するのはLiTimeの40A 走行充電器。
かなり小型で600Wのソーラーコントローラーも兼ねるという優れもの。
おまけに価格は 17,257円とかなり安いので、走行充電器を検討しているなら要チェック。
接続はアンダーソンコネクターなので下手なネジ止めよりもいいかも知れない。
まずは製品概要から
システム電圧 12V
定格電流 40A
最大入力電圧 600W
ソーラー最大入入力電力/電圧 600W/26V
サイズは 189 × 148 × 48mmで、走行充電器としてはかなり小型。
接続端子は、ACCワイヤーはイグニッションに接続する。(スマート充電器などバッテリーの電圧が低い車輛に接続)
出力端子は50Aのアンダーソンコネクターで色がグレイでサブバッテリーへ接続する。
ソーラーパネルの入力端子も同じアンダーソンコネクターで600Wだが、電圧は26Vと低め。
メインバッテリーに接続するのは赤のアンダーソンコネクター。
一般的なオルタネーター車だったらメインバッテリーの電圧によって走行充電器は自動的に起動する。
設置方法は壁に縦置きが推奨されている。
保護機能はこちら。
バッテリーの種類は一般的な鉛バッテリーとLiFePO4に対応。
LiTimeの60A走行充電器やAC充電器の充電電圧は14.6Vだが、
この走行充電器は14.4Vと0.2Vだけ低い。
たった0.2Vの違いだが、BMSの設定によっては14.4V設定の方が使い易い。
使用ケーブルはAWGで表記されているが、8AWGは8.4SQ程度で、6AWGは13.3SQ程度。
JIS規格のKIVケーブルで言えば8SQと14SQに該当する。
ここまではLiTimeのサイトから。
それでは実物を色々とチェックしていこう。
40Aの走行充電器は前回の60Aに比べてもかなり小型。
外箱にはデュアルインプットバッテリーチャージャーと記されている。
箱を開けると取説と本体、接続するアンダーソンコネクターが付属する。
走行充電器としてはかなり小型
アンダーソンコネクターの加工はこちらを参照。
まずは走行充電器として充電テストする前に充電器が働くトリガー電圧をチェック。
充電器が働くトリガー電圧は取説では13.0Vとなっている。
メインバッテリーに見立てたDC電源の電圧を上げていくと 13.1Vで起動。
さらに今度は電圧を下げていくと、12.7V以下になると充電を止めてメインバッテリーを守る。
追記
取説では12.7Vで停止となっているが、後日試したら
メインバッテリーの電圧が12.5Vになってから充電を停止した。
メインバッテリーにソーラーなどを付けていると誤動作のもとになるので注意。
充電制御車などでアイドリングが13.0Vを下回る車の場合は、
走行充電器から出ているACCワイヤーをイグニッションに接続すればいい。
その場合11.3V以下になると充電を停止してメインバッテリーを保護する。
充電テストは100AhのLiFePO4にオルタネーターの代わりに充電器を接続してテストを行う。
充電開始すると38Aで充電中。
このときのサブバッテリーの端子電圧は13.457V
130Wのソーラーパネルを接続。
走行充電器が働く前はパネルからコントローラーに流れる電流は1.66A (パネル電圧は20Vくらい)
オルタネーターが働いて走行充電器が動き出したら、ソーラーからの電流はカットされた。(右側)
一般的にはソーラーからの電力が低いのでカットされる方が使い易い。
この時の走行充電器の入側は 42.9Aで 13.009Vとなった。
変換効率は
38.0A × 13.457V / 42.9A/ 13.009V = 91.6 % ( 取説での変換効率は93%以下 )
簡易測定だとしてもちょっと良すぎる気がする。
残りの8.4%は熱になるとして、47Wが熱になる勘定。
47Wと言うのはかなりの熱量だが、この小さなヒートシンクで大丈夫?
夏の熱い時期などはかなりしんどいかも。
十数分ほど動かしてヒートシンクの温度を測ったら65℃はきついだろう。
まあこれは横に寝してたから放熱が悪いけど・・・。
取説には、壁に縦方向に取付けを推奨とあったが、
それでもちょっと厳しいと思うけど・・・。
過去記事
最近よく目にするアンダーソンコネクター
LiTime の 60A走行充電器をジルで検証
Li Time 製品レビュー一覧はこちら
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おまけ ここから入ってLiTimeで購入すると直接買うよりも5%安く買えます。