ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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サブバッテリーで違う充電電圧

2018-01-04 |  トラブル 

昨日のサブバッテリーの電気が無くなった話の続き。昨日のキャン友さんからの電話
今日もキャン友さんから何度か電話があった。
昨日から冷蔵庫を切って、キャンカーのメインスイッチも切って外部充電で充電している。
充電を初めて、ほぼ一日経つがサブバッテリーの電圧は13.7Vから上がらないらしい。
車は僕のより後の型だが、同じバンテックだ。
ソーラーパネルは120Wくらいを取付けているらしいが、天気は曇りとの事なのでソーラーからの充電は見込めなさそう。
すぐれもの充電器で充電すれば、14V以上になるはずだが電圧が低すぎる。

今付いているサブバッテリーはXinnengとの事。
そこで気になったのが、取替える前に付いていたサブバッテリーだ。
メーカーの名前までは憶えてないそうだが、サブは自分で取替えたらしい。
サブバッテリーにも色々種類があって、バッテリーによっては充電電圧を変えなければならない。
すぐれもの充電器のディップスイッチを変更する必要がある。

 

   

以前のバンテック車には、サブバッテリーにジェネシスが付いていた。
ジェネシスはディープサイクルバッテリーで満充電にするには14.3~14.6V必要とされているが、13.8Vくらいの低い電圧でほぼ満充電が出来るので大変使い易い。
バンテックでも、すぐれもの充電器の設定も季節の温度変化を考慮して13.9Vと低く設定されている。
ところが、バンテックがジェネシスの取扱いを止めてXinneng、パワーソニックに代わった。
サブバッテリーをジェネシスからXinneng等に交換すると、初めのうちはいいが一年も使うと、すぐれもの充電器の設定を14.4Vにしないとうまく充電出来ない。

 

     
走行充電(13.8V)も同じで、1年も経つと劣化するのか入りが悪くなる。
その結果、1~2年でバッテリープロテクターが働いて気づく事になる。
但し、指定通りの電圧を掛ければ、テクニカルデータシート通りだしライフについても問題ない。

今回の場合は断定できないが、今までディップスイッチを触ってないという事と、Xinnengバッテリーが付いているのであれば、走行充電でも充電不足だし、外部充電も不足していると思われる。
すぐれもの充電器のディップスイッチは扱いにくい場所にあるので、切替えには注意を要する。
ソーラーパネルは電圧的にはOKだろうが、容量が問題なのと天気に左右されるので、曇り空が冬などでは期待するほど電力を賄えないだろう。
さらに、冬季はサブバッテリーの温度も低いので、夏季に比べると充電しにくくなるので電圧を0.2~0.3V上げる必要がある。

今回のトラブルでの対策としては、
① すぐれもの充電器のディップスイッチを13.9V→14.4Vに上げる。
② 走行充電器を取付ける。(14.4Vに上がるもの) ←これが市販品で少ない。 製作例はこちら
③ ソーラーパネルを大容量のものにする。(走行充電不足を補う)
④ ジェネシス等の低電圧で充電出来るサブバッテリーに交換する。
  ジェネシスは価格も高いが結果的に使い易いので今でも愛好家が多いように思う。

 

他にもトラブル事例はこちらにあります。

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