ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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バッテリープロテクターのカットオフ電圧変更

2020-02-02 |  サブバッテリー

最近、サブバッテリーをリチウムに置き換えたブロ友さんからバッテリープロテクターの電圧変更の相談を受けた。

鉛バッテリーの最低使用電圧は10.5Vだが、リン酸鉄リチウムバッテリーは11.5Vと1Vくらい高い。

プロテクターは未来社のもので、以前うちのジルについてたものと同じ型。

このタイプは内部にリレーが入っているので、スイッチを入れたら270mAほど電流が流れる。

一日では約6.5Ahほどバッテリーを消費する勘定だ。

今は省電力バッテリープロテクターを使っているので、以前使っていたものを探してきた。

これは現用の省電力バッテリープロテクターで消費電流は10mAとごくわずか。

 

 

電圧変更くらいは簡単に出来るはずと思い、裏蓋を外してカットオフ電圧を確かめた。

10.5Vでカットされて、11.2~11.5V付近で復帰する。

 

 

テストは面倒なのでこの電源を使う。

 

 

カットオフ電圧はこのサーメットトリマー(多回転Vr)で調整が出来る。

精密ドライバーの小さいので調整が可能。

 

 

テストした結果、左に(反時計回り)に10回転すれば カットオフ電圧は12.0V近くで復帰電圧は12.5~12.8V程度になる。

可変電源とテスターがあれば簡単に調整できるが、無ければ左に10回転すればほぼ大丈夫。

それまではリニアに電圧変化する。

とかくどれだけ回したか分からなくなるのでご注意を。

また、プロテクターは作られた時代で単回転と多回転がある。

機器の起動時の電圧降下を考慮してか、瞬間的にカットオフ電圧を下回っても数秒以内なら動作しない。

 

 

バッテリープロテクターはリチウム用に調整出来たが、インバーターもFFヒーターもサブバッテリーに直結されている。

どちらも内部でカットオフは10.5Vに設定されているが、何か一つ落ちれば気が付くだろう。

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。

 

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4 コメント

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Unknown (ベッキー)
2020-02-02 21:32:46
文系の私にはピンとこない部分もありましたが、
参考にさせていただきます。
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ベッキーさん (うなぎ)
2020-02-03 15:31:33
リチウムバッテリーを採用する上でのプロテクターの対応は色々な方法がありますが、これも一つの方法です。


何かの参考になれば幸いです。
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Unknown (yaneya)
2020-04-22 12:51:20
うなぎさん、こんにちは。
茨城のyaneyaです。
当方のキャンピングカーのサブバッテリーが弱っており、購入先のRVランドに見積もってもらったところ@80000×2=160000円(税抜き)位するそうです。
貴殿のブログを拝見し、電気の事は何もわかりませんが、この際何とか自分でlifep04に乗せ換えようかと考えております。
そこでお伺いしますが、貴殿のlifep04の購入先を教えて頂けないでしょうか。

因みに先般教えて頂きましたDC-1220SPは購入済みで手元にあります。キャンピングカーは110Wのソーラーパネルがついていますが、屋根に天窓やエアコン室外機、MAXファンなどがあり、あまり空きスペースがありません。ソーラーパネルを増設するとしてもあと50Wくらいでしょうか。

ここへきて中国の情勢が先行き微妙なので時間がかかっても先ずはlifep04を入手するのが良いかと思いご連絡差し上げました。
宜しくお願いします。


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yaneyaさん (うなぎ)
2020-04-22 13:26:57
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