軽キャンレジストロのリチウム化で使う必要なものはほぼ決った。
今回はリチウムバッテリーを含め、どの機器を購入するかを決めることにした。
リチウムバッテリー(LiFePO4)も最近は知らない間に種類が増えた。
生セルを使った自作のものはちょっと置いといて、メーカー製を見てみる。
12V系で言えば出始めは100Ahや230Ahだったが、最近はどんどんバッテリー容量が大きくなって小型化もすすんでいる。
ちなみにLiTimeの一番容量の大きなものは460Ahで、今年の夏に「夏だけバッテリーを増設しよう !」で使った実績があって、このバッテリーに対するボクの評価は高く、夏を過ぎてもそのまま載せているくらい。
最近RENOGYからも新しく小型の300Ahのリチウムが出たし、大容量で言えばVATERの460Ahもある。
リチウムバッテリーもこれだけ種類があるとどれを選んでいいのか迷う。
バッテリーを選定する上で、数年前までは優劣が見られたが、最近はバッテリーメーカーの品質も向上してセルのバラツキも少なくなって品質が向上してきた。
表面上でわかるのは容量とサイズくらいのもので、あとはヒート機能やブルートゥースが内蔵されているかぐらいのこと。
選定にあたりバッテリーの機能と性能も大事だが、最も重要なのは価格。
一番安いのを選んでシステムを組むのも充分あり。
軽キャンという事と、バッテリーの設置スペースを考慮すれば200~460Ah程度が妥当なところかも。
キャンカー内の設備としてはポータブル冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースターくらいのものでこれだけだと人によって使い方の差はあるが、リチウムの200Ah程度あれば十分賄える。
電気食いの固定の冷蔵庫が無いのが救い。(一晩に40~60Ahくらい消費する。)
ところが夏に使うクーラーが電気を消費する。
クーラーをどれくらい使うかと言うのがバッテリーの容量を決める大きな要因になる。
クーラーを使うことを考慮すれば、やはりリチウムバッテリーは最低300Ah以上欲しい。
バッテリーの設置場所(外寸) 335mm(縦)580(横)×280(深さ)で、かなりの広さがあって100Ahのバッテリーでも4個は入る。
しかし、その上の230Ahから上は一つは入っても2つは入らない。
おまけにLiTimeの400Ahと460Ahはサイズ同じ。
そうなると、100Ahのバッテリーを4個載せるか、一番大きな460Ahを載せるかという比較になる。
結論から言うと、小さなものを沢山のせるより、大きなものを一つ載せる方が色々な面でトラブルが少ない。
搭載されている走行充電器は、LiTimeの40Aのものと仕様が同じだと結論づけたのでこれはそのまま使う。
ベースが軽トラックだからオルタネーターは50Aくらいだろう。
そして次はAC充電器。
既設の鉛バッテリー用の充電器はACコンセントに差し込んでテストの結果、フルで充電しても20Aしか充電しなかった。
さらにフロート充電に移行したら13.65Vを境に、補充電を行う。
これはこれで使えるがせめて40Aくらいの充電器が欲しい。
見やすいバッテリーモニター
この軽キャンには電圧計しか付いてなかったので、やはりバッテリーには残量計がないと不便。
バッテリーモニターの表示は老眼でも見えるくらいの大きいものがいい。
バッテリーの配線について
サブバッテリーの接続配線は距離が2mくらいでDC-ACインバーターが2000Wなのでフルで使うことは無いにしてもKIV38SQ (許容電流162A)くらいは必要だろう。
これで一通り必要なものが分かったので、あとはコスト比較しながら最終的にどれを選ぶか決めるだけ。
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