陸に上げての船底のメンテ(掃除、塗装、キールの錆止め)のため、奈多から小戸へ回航。
前回の陸上げが2016年10月なので、2.5年も上げてないことになる。
スクレーパーをもって泳いで船底のフジツボ落としをしていたが、いくらやっても船速は回復しない。もう手に負えないし、なぜかカキトリ作業中に船酔いもする。ど近眼なので、船底に顔を押し付けるようにして確認しているから、たぶん目が回ってしまうのだろう。
何度もオーナーグループに、陸揚げしようと話をするが、「泳いでカキトリしろ」と...。12月に泳いでカキトリをしたら、寒くて、船に上がるのも目が回り、命の危険すら感じた。
それでも、なかなか満場一致で船を揚げるという話にならず、もう今年はヨットに乗るのは止めようと思っていた矢先に、オーナーの一人のS君の友達のTさんが「それはナンセンス、早く揚げてメンテした方がいいんじゃ?」と言ってくれた。S君は、他のレース艇に乗っていて、我々のヨット(Coo)にほとんど乗らず現状がわかっていない。だけど、その進言に気付いてくれて、ようやく陸揚げすることになった。
行きは、オーナーのS君、PonShira君、自分で小戸へ。先週、近場のイカ釣りくらいなら良いかと思って一人で船を出したら、エンジンがオーバーヒートしてしまい、原因がはっきりしないままの回航。
風もなく、エンジンスローの半機走で、奈多から志賀島沖へ。2.5ノット位しかスピードはでず、いつになったら、小戸にたどりつくのやら(笑)
それでも、高校からの友人3人でのセーリングなので、話はつきない。
8時間かかって、小戸に到着。遅い新記録かもしれない(笑)
1週間で船底メンテが終わって、今度は帰り。
S君と2人の予定での回航。自分は子供のサッカー応援があるので、それが終わって15時から回航という話をしていたが、S君は仕事で1時間遅れるとメールが来た。
それじゃと準備をして、ビールを飲みつつS君を待つ。トンビが隣の船のマストにとまっている。それをされると、風見が曲がるのだが(^^;
16時ちょい前にS君がやってきたが、回航に付き合ってくれるということで、Tさんも手土産をもってやってきた。
小戸を16時に出て、比較的良い上りの風で志賀島沖へ。したえ曽根をかわして、奈多を目指す。
S君、Tさんと楽しい会話を楽しみながら、すべりの良い船でのセーリングは楽しい。
お日様が沈む。「じゅっ」という音は、残念ながら今回は聞こえなかった(笑)
ほぼ暗くなる19時30頃奈多到着。楽しいセーリングでした。