おはようございます。
前回の最後で高校野球関連で嫌ァ~な記事が出てきたと書いたんですが、それがこれ↓↓↓
『球児を追い込む“判官”びいき 日大三・日置主将「俺たちこんなに嫌われてるんだ」』
記事には奈良大附の9回裏の攻撃時の応援のことが書かれている。奈良大附のアルプス応援席から流れてくる『青のプライド』に乗せられて球場全体が奈良大附の応援になってしまった、日大三の選手がその時に感じたことが書かれているのだが、それがな~んか嫌な感じなんだよなあ。勝っているチームの主将がこんなこと言うのはホントにガックリだよなあ、結果試合は勝っているのに被害者ぶった言い方はないんじゃないかな・・・とまあこれは自分(一人称)が奈良県民だから思ってしまうこと、悪く思わないでね、ちょっと自分(一人称)もクールダウンして客観的にこの件を検証してみようと思います。
この記事で思い出されるのが2年前の東邦vs八戸学院光星の試合、9回4点差を逆転されサヨナラ負けした光星の投手は「球場全体が敵だと・・・」とコメントしていた。自分(一人称)もこの試合はテレビで見ていたが、球場全体がタオルを回して東邦の応援をする光景は確かに異様さを感じた、でも残り1イニングで4点差、やはりここは守って当然だと言うのが自分(一人称)の考えだ、それができなかった光星は敗因を休場の雰囲気に置き換えてしまっている。9回の追い上げでよく取り上げられるのが中京大中京vs日本文理の決勝戦、負けているチームが追い上げる姿ってのは見てて熱くなるんだよなあ、やっぱり・・・、日本文理のそのひたむきさが応援したくなる気持ちにさせてくれたわけだが、この時一番見たかったのは甲子園では何度も頂点を極めている中京大中京を弱小県だった新潟県のチームが倒すかもしれないと言うところ、その期待の表れがあの雰囲気だったと思う。上の記事のタイトルに「判官びいき」とあるが、その一つに当たるのが弱小県が強豪県を倒すこと、東邦と光星の場合は9回まで優勝未経験の青森県が強豪愛知県をあと1イニングと言うところまで追い込んでいただけに、あの球場全体の雰囲気に関係なく勝ってほしいところだった。しかしそれができなかった、ここで出てくる言葉が「やっぱり・・・」、強豪県はどんなに追い込まれても勝ち方を知っていると言うことである。
最近は県全体をあげて高校野球の強化に力を入れているところも多く、特に山形県は屈辱的な敗戦をきっかけに強化に取り組んできたと言う。その結果は未だ現れることはないにしても最近の山形県勢のレベルははるかにアップしてきている。まあ今年は春も夏も奈良県がその勢いを止めてしまったが、いずれはその努力が報われる時が来ることでしょう。青森、宮城を除く東北勢(福島は出るとこが偏ってるから除外になるかも)、新潟や富山、滋賀や宮崎はそう言う意味ではよく応援してますね、これは判官びいきになるんでしょうか。
実は奈良県も以前、物凄い判官びいきの対象にされて日本全国の敵にされてしまったことがある、沖縄県勢が初めて決勝に進出した時だ。まだ弱小県だった沖縄県勢で沖縄水産が初めて決勝に進出、その時の相手が天理だった、そりゃ~沖縄県勢の初優勝はみんな望んでいたと思いますよ、優勝することが沖縄の戦後になるとまで言われてたくらいだから。でも戦争の歴史を甲子園にまで引っ張り出してマスコミが沖縄県勢初優勝を期待するようなことを煽ってしまったために、天理はその夢を打ち砕く悪者とされてしまった。結果は1-0で天理が優勝、やりました!!奈良県勢2度目の優勝、その夜のニュースを楽しみにしていたら取り上げられているのは沖縄のことばかり、天理の優勝は横に置かれてかすんでしまった。今や春3度、夏1度、春夏連覇も果たして誰もが強豪県と認めるくらいの沖縄県だが、今でも戦争の歴史を引っ張り出されて応援に利用されることがある、自分(一人称)は沖縄県勢の指笛と「タッタタララ~」のあの応援歌が嫌いだ、沖縄県の代表で出てくるチームに恨みはないが県全体が判官びいきされている気がしてならない。
ジャイアントキリングを期待するのも判官びいきになるんでしょうか?例えば昨日(16日)の大阪桐蔭vs高岡商、自分(一人称)は前回高岡商に一泡吹かせてほしいと書きました。試合は見ていなかったのですが9回は高岡商にチャンスがあり大阪桐蔭には昨年の嫌な記憶が甦りそうになりと、いろいろな思惑があったイニングだったと思います。観客がその時のプレーにどういう反応を示していたのかも見てないから分からない、もしかしたら高岡商の逆転勝ちするかもと期待している人もいれば、大阪桐蔭去年の二の舞はないやろな~と祈りながら見ていた人もいるだろう、そんな人々の思惑を判官びいきと言う言葉に置き換えたりはしないでしょ、普通、では日大三の場合はどうだったのか・・・
東京はもう何度も優勝しているし奈良県勢も強豪県ではないけどそれなりに優勝したこともあるまあまあな実績はある、しかしこの対決はさすがにキツイ、天理を倒して初めて甲子園にやってきた全国的にはまだまだ無名なチームが春夏3度優勝の超名門校に挑むわけだから。試合経過は半分予想通り、3点取られた時は10点くらいとられてしかもノーヒットノーランされるかもと思ったくらい、そして甲子園でもお馴染みの日大三の応援、ここにも『魔曲』がありましたね、その曲が演奏されるたびに見ているこちらは背筋が寒くなるくらいだった。ところが6回に3ラン本塁打が飛び出し反撃開始、奈良大附応援席から『青のプライド』が流れ始めると球場の雰囲気が一変した、それが9回3-8の場面で最高潮に至っただけのこと。百戦錬磨の日大三にとっては残り1イニングで5点のリード、まさか観客席の波打つような応援だけで逆転されるようなチームではないでしょ、それなのに上の記事のタイトルにある↓↓↓
「俺たちこんなに嫌われてるんだ」
こんなこと言うなんてどうなんでしょうねえ、正直神経疑いますわ。まあ勝っているからそう思ったし勝ったからそう言ったのだと思いますが、あの球場全体の応援は劣勢だった奈良大附には大きな援護になり、驚異的な粘り(と言わせてください。1点だけでしたけど)を見せたことによって奈良には奈良大附もあるんだぞ!!と言うところを見せてくれた。開催前は無名でほとんど空気扱いだったのがひとつ勝つこと、『青のプライド』と言う魔曲のおかげで「また来年も見たい」と言われるチームになったのが嬉しかった、なのになのに・・・そんないい気分に水を差す記事、しかも主将がこんな弱気なことを言うなんて、正直神経疑いますわ。
確かにね、当事者からしたら球場全体が敵になったと感じるかも知れないが、それは例えば応援だけではなく、相手にスター選手や注目選手がいたらマスコミが煽ってそう言う雰囲気にしてしまうこともあります。そう言う意味では昨年清宮のいる早実を予選の決勝で破って甲子園にやって来てベスト4まで勝ち進んだ東海大菅生は、ヒール的な見られ方をしながらも実力を如何なく見せつけてお見事でした。日大三はそんな東海大菅生など足元にも寄せ付けないほどの実績の持つチーム、こんな弱気なことを言っててどうするの、今日(17日)の相手は龍谷大平安、今度は奈良大附など足元にも寄せ付けないほどの超名門校、そしてこのチームの応援には相手を窮地に追い込む魔曲『怪しいボレロ』がある、『青のプライド』でビビッていたらこの曲では到底勝てないよ。今回のこの記事のせいでもう日大三を応援する気はなくなってしまったが、ひとつだけ明るいジンクスを、奈良大附が前回初めて春のセンバツに出た時に負けた相手が敦賀気比、その時の優勝校です、まあ頑張って!!長い文章は嫌われるかも知れないけど今回は書かせていただきました、次回も気楽にお越しくださいませ。 まちみち
前回の最後で高校野球関連で嫌ァ~な記事が出てきたと書いたんですが、それがこれ↓↓↓
『球児を追い込む“判官”びいき 日大三・日置主将「俺たちこんなに嫌われてるんだ」』
記事には奈良大附の9回裏の攻撃時の応援のことが書かれている。奈良大附のアルプス応援席から流れてくる『青のプライド』に乗せられて球場全体が奈良大附の応援になってしまった、日大三の選手がその時に感じたことが書かれているのだが、それがな~んか嫌な感じなんだよなあ。勝っているチームの主将がこんなこと言うのはホントにガックリだよなあ、結果試合は勝っているのに被害者ぶった言い方はないんじゃないかな・・・とまあこれは自分(一人称)が奈良県民だから思ってしまうこと、悪く思わないでね、ちょっと自分(一人称)もクールダウンして客観的にこの件を検証してみようと思います。
この記事で思い出されるのが2年前の東邦vs八戸学院光星の試合、9回4点差を逆転されサヨナラ負けした光星の投手は「球場全体が敵だと・・・」とコメントしていた。自分(一人称)もこの試合はテレビで見ていたが、球場全体がタオルを回して東邦の応援をする光景は確かに異様さを感じた、でも残り1イニングで4点差、やはりここは守って当然だと言うのが自分(一人称)の考えだ、それができなかった光星は敗因を休場の雰囲気に置き換えてしまっている。9回の追い上げでよく取り上げられるのが中京大中京vs日本文理の決勝戦、負けているチームが追い上げる姿ってのは見てて熱くなるんだよなあ、やっぱり・・・、日本文理のそのひたむきさが応援したくなる気持ちにさせてくれたわけだが、この時一番見たかったのは甲子園では何度も頂点を極めている中京大中京を弱小県だった新潟県のチームが倒すかもしれないと言うところ、その期待の表れがあの雰囲気だったと思う。上の記事のタイトルに「判官びいき」とあるが、その一つに当たるのが弱小県が強豪県を倒すこと、東邦と光星の場合は9回まで優勝未経験の青森県が強豪愛知県をあと1イニングと言うところまで追い込んでいただけに、あの球場全体の雰囲気に関係なく勝ってほしいところだった。しかしそれができなかった、ここで出てくる言葉が「やっぱり・・・」、強豪県はどんなに追い込まれても勝ち方を知っていると言うことである。
最近は県全体をあげて高校野球の強化に力を入れているところも多く、特に山形県は屈辱的な敗戦をきっかけに強化に取り組んできたと言う。その結果は未だ現れることはないにしても最近の山形県勢のレベルははるかにアップしてきている。まあ今年は春も夏も奈良県がその勢いを止めてしまったが、いずれはその努力が報われる時が来ることでしょう。青森、宮城を除く東北勢(福島は出るとこが偏ってるから除外になるかも)、新潟や富山、滋賀や宮崎はそう言う意味ではよく応援してますね、これは判官びいきになるんでしょうか。
実は奈良県も以前、物凄い判官びいきの対象にされて日本全国の敵にされてしまったことがある、沖縄県勢が初めて決勝に進出した時だ。まだ弱小県だった沖縄県勢で沖縄水産が初めて決勝に進出、その時の相手が天理だった、そりゃ~沖縄県勢の初優勝はみんな望んでいたと思いますよ、優勝することが沖縄の戦後になるとまで言われてたくらいだから。でも戦争の歴史を甲子園にまで引っ張り出してマスコミが沖縄県勢初優勝を期待するようなことを煽ってしまったために、天理はその夢を打ち砕く悪者とされてしまった。結果は1-0で天理が優勝、やりました!!奈良県勢2度目の優勝、その夜のニュースを楽しみにしていたら取り上げられているのは沖縄のことばかり、天理の優勝は横に置かれてかすんでしまった。今や春3度、夏1度、春夏連覇も果たして誰もが強豪県と認めるくらいの沖縄県だが、今でも戦争の歴史を引っ張り出されて応援に利用されることがある、自分(一人称)は沖縄県勢の指笛と「タッタタララ~」のあの応援歌が嫌いだ、沖縄県の代表で出てくるチームに恨みはないが県全体が判官びいきされている気がしてならない。
ジャイアントキリングを期待するのも判官びいきになるんでしょうか?例えば昨日(16日)の大阪桐蔭vs高岡商、自分(一人称)は前回高岡商に一泡吹かせてほしいと書きました。試合は見ていなかったのですが9回は高岡商にチャンスがあり大阪桐蔭には昨年の嫌な記憶が甦りそうになりと、いろいろな思惑があったイニングだったと思います。観客がその時のプレーにどういう反応を示していたのかも見てないから分からない、もしかしたら高岡商の逆転勝ちするかもと期待している人もいれば、大阪桐蔭去年の二の舞はないやろな~と祈りながら見ていた人もいるだろう、そんな人々の思惑を判官びいきと言う言葉に置き換えたりはしないでしょ、普通、では日大三の場合はどうだったのか・・・
東京はもう何度も優勝しているし奈良県勢も強豪県ではないけどそれなりに優勝したこともあるまあまあな実績はある、しかしこの対決はさすがにキツイ、天理を倒して初めて甲子園にやってきた全国的にはまだまだ無名なチームが春夏3度優勝の超名門校に挑むわけだから。試合経過は半分予想通り、3点取られた時は10点くらいとられてしかもノーヒットノーランされるかもと思ったくらい、そして甲子園でもお馴染みの日大三の応援、ここにも『魔曲』がありましたね、その曲が演奏されるたびに見ているこちらは背筋が寒くなるくらいだった。ところが6回に3ラン本塁打が飛び出し反撃開始、奈良大附応援席から『青のプライド』が流れ始めると球場の雰囲気が一変した、それが9回3-8の場面で最高潮に至っただけのこと。百戦錬磨の日大三にとっては残り1イニングで5点のリード、まさか観客席の波打つような応援だけで逆転されるようなチームではないでしょ、それなのに上の記事のタイトルにある↓↓↓
「俺たちこんなに嫌われてるんだ」
こんなこと言うなんてどうなんでしょうねえ、正直神経疑いますわ。まあ勝っているからそう思ったし勝ったからそう言ったのだと思いますが、あの球場全体の応援は劣勢だった奈良大附には大きな援護になり、驚異的な粘り(と言わせてください。1点だけでしたけど)を見せたことによって奈良には奈良大附もあるんだぞ!!と言うところを見せてくれた。開催前は無名でほとんど空気扱いだったのがひとつ勝つこと、『青のプライド』と言う魔曲のおかげで「また来年も見たい」と言われるチームになったのが嬉しかった、なのになのに・・・そんないい気分に水を差す記事、しかも主将がこんな弱気なことを言うなんて、正直神経疑いますわ。
確かにね、当事者からしたら球場全体が敵になったと感じるかも知れないが、それは例えば応援だけではなく、相手にスター選手や注目選手がいたらマスコミが煽ってそう言う雰囲気にしてしまうこともあります。そう言う意味では昨年清宮のいる早実を予選の決勝で破って甲子園にやって来てベスト4まで勝ち進んだ東海大菅生は、ヒール的な見られ方をしながらも実力を如何なく見せつけてお見事でした。日大三はそんな東海大菅生など足元にも寄せ付けないほどの実績の持つチーム、こんな弱気なことを言っててどうするの、今日(17日)の相手は龍谷大平安、今度は奈良大附など足元にも寄せ付けないほどの超名門校、そしてこのチームの応援には相手を窮地に追い込む魔曲『怪しいボレロ』がある、『青のプライド』でビビッていたらこの曲では到底勝てないよ。今回のこの記事のせいでもう日大三を応援する気はなくなってしまったが、ひとつだけ明るいジンクスを、奈良大附が前回初めて春のセンバツに出た時に負けた相手が敦賀気比、その時の優勝校です、まあ頑張って!!長い文章は嫌われるかも知れないけど今回は書かせていただきました、次回も気楽にお越しくださいませ。 まちみち