まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.984 ビワX<1(1)・大津市坂本からスタート

2018-08-27 12:44:41 | 旅行記
おはようございます。













7月の連休に琵琶湖を走って来た話をお送りしていきたいと思います、連休と言っても走れるのは1日だけの日帰り旅、「ビワイチ」とは言っても1日で琵琶湖一周なんて自分(一人称)の脚力では到底無理、と言うことでタイトルは「X<1」、さて、Xにはどんな数字が入るのでしょう、せめて分母と分子の数字が近い方がいいのですが、では行ってみることとしましょう。

奈良駅を朝2番目の京都行に乗車、湖西線に乗り継いで比叡山坂本駅で下車、出発はこの駅からだがなぜこの駅からなのか、理由は単純、この駅までは1000円以内で来られるからだ。また現実的なことを・・・と思われそうだが今回の走りは琵琶湖岸を走るだけしか考えていないノープラン、どこで終わりにするかも決めていない、出来るだけ交通費がかからないようにしたいところなのでまずは出発は比叡山坂本駅からと決めていた。帰りは東海道本線になりそうだができるだけ米原よりは先で終わりたいところだがさて、どうなることやら・・・。相棒君を立ち上げていざ、出発、まずは坂本の町並を走るために少しだけ湖西線を大津方面へと戻り、キリのいい所から西近江路の町並へと入る、旧街道の雰囲気が漂う町並は所々湖面から朝日が差し込んで来て眩しく輝いている。写真下2枚目にあるのが比叡辻の碑、この辻を左に曲がるとさっきの比叡山坂本駅を経て、坂道を上って坂本の寺内町、更には比叡山の方へと通じている。坂本と言うと坂本城があった所、坂本城と言うと明智光秀、再来年の大河ドラマの主人公になることが決まっているがまだ先の話のことなので町もまだ静かなまま、いずれ放送が近くなるとまた盛り上がってくることだろう。









国道161号線を北へと向かって行く、味気ない国道の風景が続く所だが元は西近江路と言った旧街道、所々には旧街道の雰囲気を漂わせた町並や常夜燈などを見ることができる。しばらく走ると雄琴の温泉街、ちょっと偏ったイメージを持たれそうな所だが、ここが純粋な温泉地だと言うことはJRは駅名を「おごと温泉駅」と改称したりしてそのイメージは払しょくされつつある、とは言っても朝の早い時間に走ってもこのけばけばしさ、暗くなるとネオンピカピカになるのだろうか。更に先に進むと堅田へとたどり着く、ここでも何度か紹介したことがある古い町並と浮見堂でお馴染みの堅田の町並だが今回はそちらの方へ行っている時間はないので何気にスルー、琵琶湖大橋交差点では高島まで31キロとある、と言うことは琵琶湖の北側はもっと距離があると言うこと、この先は気が遠くなりそうな数字のことは気にしないで走って行くこととしよう・・・













堅田から先も国道161号線をそのまま・・・ってあれれ?地図を見るとこの道は国道ではなくなっていて県道558号線となっている、ここまでずっと国道161号線だと思って走っていたがかなり以前から国道の指定は外れていたんですねえ、知りませんでした。と言うことで気を取り直して県道558号線を進んで行く、以前はJR湖西線各駅巡りで走ったことがある道、前回は確か熊本地震があった日にラジオでニュースを聞きながら走ったんだった、その時はラジオからでも緊急地震速報のあのメロディーが何度か流れてビクビクしながら(別に滋賀県が揺れているわけではないのだけれど)走ったのだった。まあそんな話はさておいて、ここまでは進行方向左側に志賀のまるで押し迫って来そうな山脈を見ながらの走り、ビワイチと言いながらほとんど琵琶湖を見ていない、と言うことで車がビュンビュン通り過ぎる県道から外れて自転車道へと入って行く。ここでやっと湖が広く見ることができるようになってきた、太陽はもう空の高い所にまで上っていて湖面をキラキラと照らしている。さて、「ビワイチ」と言うと湖を近くに感じる左回り、反時計回りで走る人の方が多いとのことだが、今回自分(一人称)が走ったのは右回り、なぜかと言うと右回りで坂本をスタートすればちょうど終わり辺り・・・どこになっているかは分からないが・・・琵琶湖の向こうの風景に夕陽が見ることができると思ったから。日帰りの旅だが時間は十分ある、夕暮れまで存分に走ってそんな絶景を見てみたいと思った次第であります、どうやらこの日はそれが望むことができそうな空模様、しかしそううまいこと行くのかどうかは神のみぞ知る所、今はそんなことを考えていても仕方のないこと、とにかく行ける所まで行ってみようと言うことでビワイチ未満は次回へと続きます。今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。              まちみち