まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1323 太子町、竹内街道(後編)

2020-05-12 09:44:10 | みち
よろしくお願いします。











テレビのドラマが昨今の感染症騒ぎの中で撮影が中断、4月から始まったドラマもストックがなくなり再放送や総集編の放送となってます。『ギルティ』はこれからどうなんねん、ってところで中断、面白いだけに残念です、一方の『美食探偵』は来週もまだ通常の放送はあるらしい、これもなかなか面白いです。日曜朝の特撮は来週から総集編、朝ドラ、大河も6月にはストックがなくなってしまうとのことで、ホント、何でこんなことになってしまったんですかねえ~。って何で冒頭からこのような話をしてるかって~と、実は自分(一人称)の走りの方もまあこの前も書いた通り、外出はしているわけですが京都、大阪の中心部への走りは控えているところ。お送りする内容も滋賀の旅があと1回で終わり、京都は昨年の走りの分が多少あるものの、大阪の走りについては今回お送りする太子町編でストックがなくなってしまいます。まあそんな自分(一人称)の状況をテレビドラマといっしょにしてしまうのも変な話なのですが、それでは太子町での走りの記録、あの忌まわしい記憶がよみがえってしまうのですが行ってみることとしましょうか。




















最初のゾーンではこれまであまり行ったことのない方面・・・太子町はこれまで竹内街道しか行ったことがなかった・・・の写真、ほとんどは前回でお送りしているのでここではその残りの風景を貼りました。大阪側から見る二上山、昔は仕事で載っている南海電車からよく見たものだが、間近の太子町から見ると紅葉もはっきりクッキリと見えてこれもまた乙哉、騒動が終息すればまた機会を見つけて行ってみたいところです。
いつの間にか標高の高い所まで来ていて、山の裾を通る道を進んで行くと国道166号線へと出て、すぐに道の駅近つ飛鳥の里太子へとたどり着く。道の駅の裏側には短いつり橋があって、その向こう側を通っているのが旧竹内街道、この後はこの道を下って再び太子町の中心部へと戻ることにする。急な下りはちょっと怖いのでここはゆっくりゆっくりと進んで行く、目に付いた風景やお地蔵様を見つけるとカメラを向ける、その度に止まらなければならないからここは本当に慎重に行かなければならない所だ。やがてたどり着いたのが孝徳天皇陵、駐車場があるのでそこに相棒君を止めてちょっとだけ周辺を散策。古墳の手前には国の登録有形文化財の古い家屋がある、写真を見ても分かる通り、茅葺の屋根がいかにも文化財らしい趣を醸し出しているが、玄関口には靴が無造作に散らばっていて中からは子供の声が聞こえてきた、何か町のイベントでも行われているかの様だった。














その後は竹内街道を更に町の中心部へと向けてへと下って行く、この辺りまで来ると普通に生活圏と言う感じだが、街道の雰囲気に合わせて古い家屋もまだまだ多い。この旧街道はこれまでは奈良へと帰る時に走っていたので大概は上り、下りを走ることはほとんどなかったので今回は割と新鮮な気分。やがて町中へと入って六枚橋東交差点、ここは交差する国道には入らず真っ直ぐ細い道へと進んで行く、この道が旧街道に辺りお地蔵様もたくさん見かける。道標の行先には「いせ」の文字が見える、竹内街道は奈良に入って初瀬街道、更に伊勢街道となって最終的には伊勢神宮まで通じている。古くから信仰の道でもあって旅人の往来も多かったのだろう、お地蔵様はその旅人の行く末を案じてくれていたのでしょう、自分(一人称)のことも案じてほしかったのですが、この後とんでもない大惨事に巻き込まれたのは・・・と言っても完全自己責任・・・この前お伝えしたとおりです、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち