まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1335 2020年、星の旅

2020-05-29 18:25:15 | まち
よろしくお願いします。












今回は1月に交野方面を走った記録をお送りしようと思います。交野市は大阪府とは言っても奈良からは近く、国道168号線ですぐに行けてしまう所なので大阪と言う気がしない。だから大阪のストックがなくなってしまったと思ったかも知れない、な~んて言うと交野の人には気を悪くされるかも、ちゃんとフォローしておきます、れっきとした大阪府です。もちろんこの走りも生駒から国道168号線を利用して県境を越えました、磐船神社付近は旧道へと入るが、そこで待ち受けるのが心臓を凍らされそうな急な下り坂。スピードをぎゅっと緩めて慎重に下って行くと、トンネルからでてきた川の水が滝のように流れ落ちる場所へとたどり着く。ここからは国道を一気に下って行く、急な下り坂。カーブの連続、左程人くない道に反して車の量も多くて、ここは引き続き慎重に行かなければならない区間が続く。進行方向左手側には川の向こうに緑に囲まれた園地があり、途中には「星のブランコ」と言うバス停もある。ちなみに国道の横を沿って流れる川は天野川、前にもお伝えしたように交野市と言えば星にまつわる地名が多い、今回はその聖地ともなっている場所へと行ってみることとしましょう。















星田妙見宮


その場所とは交野の中心部から少し離れた、小高い丘にある星田妙見宮、名前からしてもう星に関わってそうやな~と言うのがありありです。木々に囲まれて薄暗い参道を進むと山へと続く長い石段、順路と書かれた看板に従って登って行く。その石段の途中で出会すのが上の写真にある神様の石像、これが何なのかはさておき、やがて一番上にある本殿へとたどり着く。自分(一人称)は参拝で来たわけではないので、ここは見物だけして折り返すことに、でも上の写真にもある十二支の図は興味を惹かれてくる。下りも順路に従って石段を下りていく、その途中にもさっきと同じような神様の石像。これは全部で7体あり、それぞれが北斗七星のひとつひとつの星が化身となった神様と言うことらしい・・・である記憶がよみがえってくる。昔チャゲ&飛鳥のラジオで関西にまつわるクイズをやっていて、星田妙見に祀られている神様は何でしょう?と言う問題があった。その時のゲストで解答者の明石家さんまが「北辰の神様、北斗七星!」と一発で正解して得意気になっていた。もう35年以上前の話だが、このしょ~もない記憶が、今回この場所に来るきっかけを作ってくれたのかも・・・。そんなわけで一通り巡って宮の出口にやって来ると何やら気になる看板が、そこには今年の運気が書かれている。まあ自分(一人称)は占いなど気にする質ではないが一応見ておくか、昭和41年生まれは・・・七赤、八方塞とある、ああ~、今の自分(一人称)はまさに八方ふさがりな状態、こんな運気のせいだとは思いたくないところだが・・・。




















星田妙見宮を後にして坂を下って来ると古い町並へと入った、ここは前に走ったことがあるなあ・・・と思い返してみたら、JR星田駅に近い所にある町並だった。駅前には東高野街道が通っていて、その幹線を取り巻くようにある集落だったのだろうか、妙見宮への道標もあるから往時から参拝で行き交っていた所だったのだろう。さて、走りの方は一応の目的も達したことだし、とりあえず交野市の中心部へと向かうことに。その途中、磐船街道でもある国道168号線と東高野街道が交差する所にあるのが天野川に架かる逢合橋、更にその先で砂子坂交差点・・・砂子と書いて「sudako」と読む・・・へとたどり着く。となると思い浮かべるのが「笹の葉さ~らさら、軒端に揺~れ~る~♪」と言うあの曲、この「逢合橋」が七夕伝説の発祥地なのか?でも付近は雑然とした町の中で、とてもそんなロマンチックな場所には見えない、橋の側に立っている万葉歌碑がわずかにロマンの雰囲気を漂わせているくらい。さて、交野市での走り、星の旅はここまでとしておいて、次回はちょっと違うテーマで続きます、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。              まちみち