まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.418 登録有形文化財巡り・八尾、平野界隈

2016-03-08 09:17:22 | 文化財
おはようございます。











いきなりですが写真1枚目、2枚目にあるのは柏原市にある登録有形文化財に指定されている住宅、個人宅で人も普通に住んでおられるのだろうが、家の前にはここが文化財に指定されていると言う趣旨の看板が掲げられている。ここはJR柏原駅に近い旧街道にあって、その雰囲気の中に周辺の古い家屋と共に溶け込んでいるように存在している。この近くには国の重要文化財に指定されている家屋もあるが、今回はそちらには目を向けず、あくまでも登録有形文化財にこだわっての走り。もう数えきれないほど走った飽きさえ感じる道も、何かにこだわっての走りとなるとまた新たな発見を探すかのようで新鮮な気分になるものだ。
写真3枚目、八尾の旧街道にある道標の前を通ってJR八尾駅南側の民家が入り組んだまるで迷路になったような道を進んで行くと写真4枚目、5枚目にある旧家で有料にて内部公開もされているらしい、詳しいことはこちらから、ただ自分(一人称)は興味はないので外観だけ眺めて先へと進んで行くこととする。






上の写真はその走りとは別の日、八尾へ映画を観に行った時に、始まる前に徒歩で巡った登録有形文化財に指定されている建物。近鉄八尾駅に近い民家が入り組んだ所の一角にあるが、ここは以前にも来たことがある所、ただその時の目的はこの建物ではなく、その辻に立っている石の道標、その時に次いでと言う感じでこの建物の写真も撮っていたが、今回は改めてと言う感じで。






映画が終わった後はJR久宝寺駅まで歩いたが、その途中で通ったのが久宝寺界隈の寺内町。生憎の雨の中で傘を持ってなかったのでずぶ濡れになって歩いたわけだが、この界隈にも文化財が二つほどあったので住所を頼りにして探し回った。写真3枚目、4枚目がそのうちのひとつ、見るからに普通の古い民家で、周辺も似たような古い町並があってその中に溶け込んだようにあるのだが、文化財に指定されているとなるとその存在も一際なものに感じてくる。しかしこの時はこの雨のせいでもうひとつが探しきれなかった、そんなわけで久宝寺寺内町巡りはまた改めて、次回への宿題としておこう、この町並だけで一題できそうだし。










大阪市に入って平野区、JR平野駅の南側、国道25号線が通っている南側には旧街道の雰囲気が漂う古い町並が狭い範囲に軒を為している。写真1枚目、2枚目はその中にある民家、普通に人が住んでおられるようだし周辺も普通の民家が建ち並ぶ所で人の目もある所、写真は控えめに撮っておこう。
携帯の登録有形文化財リストを頼りにして次のポイントへ向かうことにする、このリストは住所が載っているだけで地図はないので、走りながら目を皿のようにしてその住所を探して行かなければならない。○丁目とかとなると狭い周辺をあちらこちらと行ったり来たりしてしまうので、人から見たら怪しい者だと思われてしまいそう。それでも何とか次の文化財のある住所の場所にたどり着いた、そこは平野の町中を貫くアーケードの商店街、ここは前にも走ったことがある、確か古い石の道標があったはずだ。その通りの中で見るからにこれはそうやろ~と言う感じの建物があった、写真4枚目、5枚目にあるいかにも歴史を感じる建物だ。ここは新聞補店舗と言うことで壁には朝日新聞のロゴがいくつも掲げられているが、そのロゴも「朝日新聞」の字体も歴史を感じるものだ。

写真6枚目、7枚目は生野区に入って国道25号線の近くにある温泉浴場、ここも探すのに苦労した。国道に沿うようにアーケード通りの商店街があるのだが、この浴場はその挟まれた民家が密集した場所にあって、商店街から分かれる細い道を入って行ってやっとのことで探し当てた。さっきの新聞補もそうだったが、ここもレトロな雰囲気を感じる西洋風な建物、正面から見た感じではこれが温泉浴場には見えない。文化財と言うと一般的に神社仏閣と言った古い木造建造物を思い出してしまうが、登録有形文化財の中にはこのようなレトロ、モダン、明治大正昭和初期を感じる建物も多い。大阪市内中心部にはそんな建物が多く残っていて、それも今後ここでお伝えしていくこととなりますが、とりあえず今回は是にて終了としておきます。       まちみち

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