まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1597 久しぶり、風の森

2021-06-28 10:34:37 | ふうけい
よろしくお願いします。





3回に渡ってお送りしてきた葛城川巡り、上流部までやって来たのですが川は途中で山の方へと姿を消してしまい、巡りの方は突然終わってしまいました。その場所はいつも五條へと向かう時に利用する国道24号線沿いの旧街道、結構高いところまで上ってきたのですが、ここからもうひと踏ん張り上り坂を進んで行くと風の森峠、これはやっぱり行っておかなければならないでしょう。そんなわけで最後の急坂をゆっくりゆっくりと上って、国道24号線にある風の森バス停へとたどり着きました。前回も書きましたがここが国道24号線の中では標高の最高地点、しかし目指す場所はバス停前にある横断歩道を渡って、更に急な坂を上って行かなければならない。疲れた足に更にひと踏ん張りを効かせて坂道を進んで行くと・・・↓↓↓






















確か去年は来ていないので久しぶりの風の森になるのですが、写真を見ても分かるように緑色がただ広がるだけの何もない所、なぜかこの風景を見たくてここに来たくなるんですよね~。何もないのがいいところ、ここでは余計な話もいらないでしょう・・・と言うことでまずはズラリと写真を並べました、実はここにはつい2週間前にもやって来ました、その記録もまたいずれの機会にお伝えと言うこととしておきましょう。














風の森を後にして高鴨神社の前を通り過ぎてしばらくはアップダウンの続く広い道を進んで行く、木々の間を縫うようにカーブが連続していて、そこを過ぎると見晴らしのいい集落へと差し掛かってくる。おやおや、こんな所にも吉野川分水の分水槽が・・・これはノーマークだった、と言うことはこの地域にも分水路が通っていると言うことか。これはまた宿題が残ってしまったなあ・・・と言うのがさっき上で書いた風の森再訪につながることとなります。


県道30号線=山麓線を経由して葛城古道へ、狭い道に急な傾斜の下り坂もまた十分気をつけなければならない案件。そこを過ぎると名柄、ここは旧街道の雰囲気が漂う町並と言うことで以前に紹介したこともありました。沿道には常夜灯に酒造会社、古い家屋に登録有形文化財の元郵便局、寺院に神社といい雰囲気の風景が続いている。











国道309号線の交差点を越えても更に集落は続いていて下り坂を過ぎると今度は醤油の製造会社の建物の前を通り過ぎる。葛城山の方から流れてきた川が道の横を沿って流れていて、これもまたいい雰囲気、この川は何て川なんだろう・・・と思って調べてみると水越川と言う葛城川の支流だった。ここに来るまでにも幾筋の水路を見かけたが、位置的にどれも葛城川の支流になる流れだったのだろう、もしかしたらその中で葛城川の本流もあったかも知れないがそれがどの流れなのかは結局分からず仕舞いだった。細い道を川に沿って進んで行くと交差点に常夜灯が立っていて、そこを左に曲がると御所方面へと行ける町道となっている。ややっ!!この場所で見つけたのは、吉野川分水の西部幹線水路、この場所を通っていたのか~。そんなわけで県内籠もりで吉野川分水細分部巡りがここからまた始まるわけですが、今回の葛城川巡り~風の森の記録についてはここで幕としておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・まちみち


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