まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1773 全然楽しくない神社巡り・・・太子道編

2022-06-08 09:32:22 | 文化財
よろしくお願いします。










【32】阿波神社(斑鳩町阿波1丁目) 祭神・・・素佐之男命 




【33】天満宮(斑鳩町高安1丁目) 祭神・・・菅原道真 以前在原業平巡りで来訪

さて、絶好調の神社巡り、まああちらこちらと走っているとすぐに見つけることができるし、地図サイトで検索してもたくさんチェックもつくし、前に巡った記憶もあるので巡りやすいのは確かです。実は今ちょっとしたきっかけがあってあるものの巡りを始めたのですが、これがまあ探すのが大変、地図でのデータはないし最近撤去され始めているものもあって、数が少ないのは承知のこと。今はGoogleマップのストリートビューで思い当たる所を探しているのですが、これについても数が揃えばいずれここで取り上げたいと思っています。それでは今回の神社巡り、太子道編として斑鳩町~安堵町~三宅町にある神社を巡って行きましょう。
まずは斑鳩町から、太子道はもう何度も取り上げたことがある、聖徳太子が斑鳩から飛鳥へと向かうために通った道のこと。そのルート上にはもちろんたくさんの神社があるわけですが、今回取り上げるのはその中の一部だけ、しかもほとんどが前に来訪したことがある所です。一番最初に取り上げている【32】、付近は阿波と言う集落ですが阿波と言うと徳島の旧国名、しかも海のない奈良にはあまりにも不似合いな地名。この集落の北側にある成福寺跡は聖徳太子が晩年を過ごした飽波葦垣宮伝承地と言うことから、この「飽波」が地名の由来となっているようですが・・・。







【34】広峰神社(安堵町東安堵) 祭神・・・素戔嗚尊







【35】飽波神社(安堵町東安堵) 祭神・・・素戔嗚尊 以前都巡り、安堵町巡りで来訪

飽波葦垣宮については安堵町にある【34】の説もあるようです、JR大和路線がすぐ横を通る集落から少し外れた所にある神社はまるで町から忘れられたかのような存在です。この神社のある場所は在原業平が好きな女性のもとに通ったルート上にあり・・・そのルートの続きにあるのが1番目のゾーンで取り上げている【33】、これも前に取り上げましたね・・・、境内には業平姿見の井戸の跡もあります、まあどんだけ自意識過剰な奴やねん!ここから県道を渡ってすぐの所に見える森にあるのが【35】、案内板にはここが本来の飽波京の場所と紹介されていて、境内の奥の方には聖徳太子が休憩の時に腰かけていた石があります。おやおや、先客がいて座っているようです、と思ったら案山子でした、聖徳太子がお供を従えて休憩中です。






【36】白山神社(三宅町屏風) 祭神・・・伊邪那美命 以前太子道巡りで来訪







【37】屏風杵築神社(三宅町屏風) 祭神・・・素戔嗚尊







【38】杵築神社(三宅町伴堂) 祭神・・・素戔嗚尊 以前太子道巡り、三宅町巡りで来訪

太子道は安堵町から川西町を経て三宅町へ、【36】と【37】は道をはさんで向かいどうしとなっているが、どう見ても【37】が本社で【36】はその前にある公園と言った感じで、それぞれが独立した神社とは思えない感じ。聖徳太子の像は前にここでも取り上げたことがありました、その横にあるのは腰掛石、斑鳩から飛鳥まで行くのにそんなに何回も休憩せないかんのか???と思ってしまうが、多分馬を休ませるためだろう。写真では一面に大きく狛犬が写っていますが、実は石の枠に囲まれた小さな神殿があって、その前で両脇に構えているもの、鳥居も小さくて写真を撮るにはその鳥居に腕をくぐらせて撮らなければならなかったので、結構苦労しました。
そんなわけで今回は太子道にある神社を巡ったのですが、斑鳩と飛鳥の二大観光地を結ぶ歴史のある道は正式なルートははっきりしていない。安堵町、三宅町は太子道を観光ルートとして紹介しているが、ここから先は特に分からないんだよなあ、ただサイクリングロードやウォーキングのコースなどで道は飛鳥まで続いているので、ここが太子道だったかも、と予測しながら進むことはできます。と言うことでこの先はとあるウォーキングマップにあるルートを参考にして進んで行ってみようと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




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