湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

輝く命に思う

2022-02-20 22:44:00 | コラム
私の誕生日の日

会えずとも
iPad mini越し
孫達からラブコール&テレビ電話

下の孫の成長が嬉しい

低いテーブルの中央にiPad miniを
立て替えてあるのでしょう
やっとつかまり立ちした幼い命の塊

よじ登って
こちらが差し出し映した人差し指を
声を出しながら掴みにこようとする


顔がドアップに映し出されたまま
成り行きをみていると
その澄んだ瞳に吸い込まれそうになる


この世に
これほど澄んで
キラキラしたものがあるだろうか


皆の愛情を受けて
光り輝くものならば
こちらとて
一点のくもりのない目で
応えてやりたいと思う


たくましく
優しく厳しく
守ってやりたいと思う、願う。


私もこうして
命をキラキラさせながら居た日々が
かつてあったんだ


寒い三日月の夜中に
私を産んでくれたのだ


ほろほろと
親を思う日にもなった


御仏壇の両親に
手をあわせながら
あちら側での穏やかな時間を祈り
こちら側での穏やかな時間を願う


切なさや悲しさも
沢山あるけれど
優しさは、強さ
弱さは、愛おしさ


一つ、一つと
削ぎ落としながら
澄んだ気持ちであり続けて生きたい


自分を抱きしめながら、ね。









コメント (2)
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