湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

hydeと和歌山

2019-01-31 07:43:43 | 日記
L'Arc〜en〜Cielのhydeが
和歌山の観光大使に任命、快諾したと
今朝のテレビで知りました。


和歌山市民はとうにhydeが
和歌山出身だと知っていたのだけど
本人が、出身地、年齢を長い間、公表されなかった。


地元、和歌山市では、
その昔、実家がお店を経営していた為に
そこに女子高生達が集まったり
その人達にお母様が優しく対応されていたことや
バイト先(ミスド)のこと、
色んなことは
噂が飛んでいた。
これは、仕方ない。
地元にはよくある話で


私の母校も近かったこともある。


しかし、本人自体、大阪のライブハウスを経てからプロになったためか
和歌山の地を公表するには
格好が悪いと思ったのか
定かではないが、
やっと、2002年に、公表。
最近、特に、和歌山について
語ることが多くなったのだと言う。


そして、昨日、50歳になり
和歌山の観光大使に任命
快諾したことの意味

なんだか嬉しいような今朝の気分。



和歌山は、陸の孤島
山ばかりで、大阪とは近くても
遠く感じるほど田舎なのかもしれないが
私は、やっぱり和歌山は好きだ!



海、山、果物
どれをとっても美しい場所


離れたから故郷がより美しいのだと思えるのだろうけれど。


しかしながら、
和歌山にイケメンは少ない(笑)


なのに、hyde のような美しい顔立ちが
和歌山から生まれたってことが
最初は信じがたいことではあったので
和歌山出身を語らなかったってことは
本当は、年齢はともかく、
出身を隠していたい気持ちは
分からなくもなかったのが事実の私の気持ち。


それを秘めながら
カラオケで唯一歌える歌をよく歌っていた私。
気持ちがハイになるラルクの歌



この歌を聞くたび、歌うたび、
空に体を大の字にさせながら
浮遊しているバーチャルスカイダイビングのような感覚になるから不思議




『DIVE TO BLUE』

「はばたくのさ すぐに」
誰かささやいた
「ひざ下の境界線飛んでしまおうよ」
背中合わせの自由
「さびた鎖に 最初からつながれてなんてなかったんだよ」
胸に胸に空をつめて
青色の深くに沈みたい
どこまでも果てなく夜空をまとい
新しい世界を探そう
会いたくて会えなくて
揺れまどうけれど
目覚めた翼は消せない
何が正しいなんて答えは無いさ
枝分れした道
神のみぞ知る 止められないスピード
加速するほど 鼓動は高く
高鳴り覚えていくよ
何もかもが堕ちてくけど
君だけは大人にならないで
懐かしい光に導かれて
あなたは優しく手を振る
見なれた未来にも別れを告げて
壊れた幻想をえがこう
定められた運命を切り裂いて
空へと抜け出そう
今も今も覚えている
幼い頃に見た朝焼けを
どこまでも果てなく夜空をまとい
新しい世界を探そう
会いたくて会えなくて
揺れまどうけれど
目覚めた翼は消せない
懐かしい光に導かれて
あなたは優しく手を振る
見なれた 未来にも別れを告げて
壊れた幻想をえがこう
定められた運命を切り裂いて
空へと抜け出そう




1月のなごり

2019-01-30 15:44:09 | ポエム
お正月つきのなごりは
一番上にあるカレンダーの表紙と
この寒さで
まだ枯れないでいる
正月飾りの少しの花達だけ


陽射しは
春に向かって歩いてる


一向に
体調が優れない私でさえ
今日の陽射しには春を感じた


ぼちぼちと庭に出て
艶やかな椿の花を摘み


生き残った
お正月なごりの花達とだき合わしてみた


赤い色が
いったい季節がなんなのよって
問われているかのようだった


そんなに
怒らなくても、、、。


私の中で
また一瞬
時が止まったような気がしたから


もう数日で
カレンダーの新しいページになるし
そこには
『立春』の文字が浮かび上がる


春は少し激しい寒さを超えてから
遅れてやってくるのでしょう


タイムラグはあたり前のように
暦の上ではなんて
ありきたりな文面が並ぶ日を超えてから
静かに
ひそやかに


それでも
チラチラと
出し惜しみするかのように
確実に
少しづつ


春はとある暖かな半島から
『菜の花』の便り


私はまた
空を見上げ


手元の椿を見て


ふらふらと
危なっかしい足取りで
その距離と風を確かめようとしてた











喜び、白菜の場合

2019-01-28 11:15:38 | ポエム
一枚一枚の花びらのような葉が
ひとつ、ひとつ立ち上がっていく


外側の一枚がさきに
急いで伸びていく


中心の一枚があとに
追いつこうとしてる


次の一枚がまた追いかける

また、中から立ち上がろうとする一枚


外側の一枚達はやがて
下から伸びようとする一枚一枚を
包み込んでしまうように


それは我が身の愛おしさからなのか
棘を持たないからこそ
中心の柔らかい部分を
守りたいだけなのか


中心だけは白く柔らかく
外側だけは青く堅く


守りたい
守り続けたい


その想いが強ければ強いほど
霜にさらされても
なおかつ
甘く甘く


冬の青白き畑の
もう一つの薔薇


畑にあれど
万人に恋しがられてしまうもの


白菜のない鍋は
今ひとつ


華やかさに欠けるのは
いつも主役を立てている
この葉の存在のあるなしによるもの














里芋の味噌煮マスカルポーネ入り

2019-01-24 19:14:09 | 日記
前にも書いた『里芋』の
ヌメヌメの正体は、ガラクタンと呼ばれているもの。

ネバネバしてるのは
粘液糖タンパク質の混合物の食物繊維によるもの。


二つの効能が合わされば
コレステロールを下げたり
便秘を解消したり
高血圧を予防したり
スタミナ強化だったりするわけで。


とりわけ
喉の飲み込みが悪くなった、ご老人や
風邪などで、喉の具合が悪い人には
ツルリと入っていく里芋料理がいいのではないかと思う


いつもどおり
『里芋の煮っころがし』ではつまらないでしょ。


里芋を薄めの醤油と出汁、
少しの砂糖と味噌で
味付けて柔らかく煮えたところで
大さじ一杯か、二杯(お好みで)
ティラミスに使う『マスカルポーネ』を投入

さっくり混ぜて、一煮立ちした、オッケー。


これは、味わい深く
味噌とマスカルポーネが合う一品


ちょっと洋風テイストになりますが
まったく食材をまとめ上げてくれます。


普段は、ティラミスを作らない私。


マスカロポーネだけ
適量とって、きな粉をかけて
甘さが欲しい方は、蜂蜜など。
シンプルなデザートになりますので
時々、常備してます。


わざわざ、マスカロポーネを買うのは難しいでしょうが、シンプルデザートも食することを思えば、ほんの少し、
『里芋の味噌煮』に入れれば
豊かな味わいの煮物が出来上がり








梅のつぼみ

2019-01-22 10:17:51 | ポエム
晴天つづきだなぁと
歩きながら
青空をみていたら
老木の梅の木


枝が
上へ上へ
手を伸ばしていくように
ニョキニョキと動き出さんばかり


その枝ばかりを眺めていたら


なんだか龍のようにも見えたり
人が創る集団のお芝居のシーンに見えたり
おかしくなって笑ってしまっていた


おかしい方は
きっと私なのかもしれないね
なんでも、何かと結びつけてしまう癖
誰かさんのが感染ったのかしら


梅の木の
その枝の先には
小さな可愛らしい蕾が膨らんで来ていた


暦の上での春はまだまだ
陽の光が眩しすぎて
春を感じて膨らみ始めたのだろう


空は青い
冬の空は青いのだ、どこまでも


昨日の夜は
赤黒くて大きな満月が
すべての空を占領するみたいに光っていたのにね


ネイティブ・アメリカンの人は昔
冬の空に遠吠えするオオカミに例えて
ウルフムーンと言ったらしい


オオカミ男がそこから
生まれたものなのか分からないけど
切なく吠えたくなるお月様だった


太陽や月
花や木


巡り巡って春を迎える準備をするようだ