湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

多肉植物の森

2019-07-28 22:53:00 | 日記
可愛らしい花が
咲き乱れるわけでもない

色とりどりに彩らるわけでもない

多肉植物と言われる植物がある

サボテンも
その仲間となるけれど
サボテン科として分けられている



ほかの多肉植物は
指で潰すと
虫をぐちゃってしたみたいに
葉っぱが水で満たされているみたいな
緑の肉厚な植物

誰もがどこかで見たことがある

肉と書くぐらいだから
ポロっとかけた植物の肉片を
土に少し刺しておくだけでも発芽する

もちろん
栄養や湿度や水は少し必要だけれど
普通の花よりは
体に水を蓄えるために
日光だけあれば
普通の花の何分の1しか
水は必要ではないほど

いま、密かにブームになってきている

ベンケイソウ科
   アエオニウム属
   カランコエ属
   エケベリア属
   セダム属
   クラッスラ属
   パキフィツム属
   セデベリア属
   グラプトペタルム属
   グラプトベリア属
   
サボテン科
キク科
ツルボラン科
ハマミズナ科
パナップル科

まだまだ
それぞれの科に、属はいる(笑)

書いていて
どれがどれか
分からなくなってきてしまった


とにかく
私は、その中で

『セダムの森』を作ったわけだ


緑と緑と緑の掛け合わせ
形状や緑のほんの少しの違いを
森に見立てて植えていく


小さな
小さな森

自分が小さくなって
手を繋いで歩いてみたら
楽しいかもしれないと思うような


属は属同士を集めて
なにせ、属ですんで(笑)

環境の違いのものを植えると
ケンカしちゃって
殴り合いしちゃって
枯れてしまうようなので

その中でも
大人しくて可愛らしいのが多い

『セダムの森』


おそらくだけど、たぶん

いろんなものを
作っていくんだろうと思う










今日のオカズ

2019-07-27 23:14:00 | 日記
今日のオカズは?
って聞かれて
答えられなかった

自分でもどうしょうかと
考えあぐねていたから

手っ取り早く
そのへんにあるものでと
冷蔵庫の残り物を漁ってみた

たまご
袋半分のもやし
キャベツ一つ
この前、米ナスのグラタン作った残りのとろけるチーズ

あとは
畑から採れたキュウリとトマト
(これだけで、サラダができる)


冷蔵庫のもので、、、


そうだ!
とん平焼きだ!

って、豚肉はないけれど
それでも、とん平焼きは
とん平焼きなのだ!


フライパンを温めて
オリーブオイルをぬって
たまごを敷いて
とろけるチーズを敷いて
茹でたもやしを乗せて
千切りキャベツをたっぷり
再び卵の端っこと端っこを
こんにちはさせて


あははは
見た目はオムレツ?

しかし
お好み焼きの『オタフクソース』に
鰹節と青のり

少しだけ
カロリー少な目のマヨネーズ


できた!

野菜たっぷりの『とん平焼き』

なかなかヘルシーで
美味しい出来上がり
とろけるチーズが効いている


給料前の哀しい料理じゃないのですよ(笑)
台風が近づいて
青空と
バケツをひっくり返したような雨が
すぐ交互にやってくるものだから
外に出るのが
おっくうになっちゃって

必要は、発明の母だと
誰かが言った

食材の無さは
食いしん坊の母の
腕の見せどころ


いかに楽しむかー
代用できる物は代用しよう

美味しければ
すべてマル◯


しかし、
とん平焼きって
どうして言うのだろうと
調べてみたら
ロシアに抑留されていた、お好み焼きの店主さんが考え出した料理なんだって。
本当は、豚肉を平たく焼いたので
豚平焼きと言うことになったらしい

しかし
お好み焼きソースをかければ
なんでも
それとなく
それなりに
味はととのっていくもんだなぁって


これは
マジに
お給料前のお助けレシピに入れておこう!









三年前の母と紫陽花

2019-07-26 10:22:00 | 日記
三年前に書いたもの
 
 
母は小さくなった
その背中が大きいと思ったのはもう随分と遠い昔になってしまったね
この頃母は可愛らしくて
私がお風呂に入ろうかって言うと一息ついて
自分の体に聞いてみるようで静かに答える
『今日は大丈夫そうだから、入れてもらおうかね~』と
か細くなった腕で服を脱ぎ始める
けれど
お風呂場まで一人では行けず手を取り連れて行って座らせる
順番に洗っていく
『気持ちええなぁ~』
『ああ、気持ちええなぁ~』
湯船にそっと浸からせる
肩に湯をかけてやる
私は長袖を着ている
母が私の腕を掴み
素肌では滑ってしまうかもしれないから
長袖なら濡れても余り滑らないだろうと。
しかし、この夏のこと私は汗だくになりながら
全ての工程をケガなく済ますことに今まで、
神経を使いすぎていたのね
母が繰り返す『気持ちええなぁ~』って相槌を打つのが精一杯だったのに
今日は
これは、
私の至福の時なんだと心の底から思えたのだ
至福の時、
これ以上悪くなっては私がお風呂に入れてあげられることはできない
今だからこそ感じること。
最大の幸せなこと。
ちょうど、サランラップの芯ほどの範囲しか見えない母は
目の前に物を差し出すととてもとても驚いてしまう
片耳が潰れて、良い方の耳でさえ聞こえにくくなった身には
先に分かるほどに、
大きな声をかけて片一方の手に
ものを握らせて
私のもう一方の手で母の目の前に持っていく
その方法が一番、すんなり小さな視野に入っていくようで
母のストレスも小さいようだ
何事にも同じ。
熱い味噌汁さえ、すぐには差し出さず本人が確認できるまで、置いた場所から私はお椀は離さないでいる
ひとつひとつこなしながら
それでも、こんなささやかな幸せがあるのに
ただ、介護が大変だからと一括りでは言えない
もちろん、決して楽ではないけれど。
まして、父の今回の癌が発覚してからの相方である母の憔悴は凄まじい
毎日が生き残らす願いに満ちているかのように歯を食いしばって戦っている私がいるけれど、
今日のように至福の時だと思えるプレゼントみたいな日は
大事に大事にしたいと思う
いづれこの世から追い出してしまいたくなるような思いに駆られてしまう日が来ないとも限らない
だれもが通る道だという
しっかり歩こう、歩いて行こう。
母が大事にしていた紫陽花を私は枯らしてしまったよ。しっかりしなさいと言われたようだった。
 
 
三年前の私と母のワンシーン
 
いまでも、
お風呂に入ると
母の声が聞こえてきそう
 
 
次の年も
次の年も
 
母が大事にしていた紫陽花は
綺麗に咲かなかった
 
枯れたと思ったものの中に
生き残ったものが小さく芽吹いて終わっていたけれど
 
今年は
すごく早くに咲いたよ
 
あまりに早く咲き始めて
梅雨寒にやられても頑張ってきた
 
しかし、
紫陽花は、もう終わってしまったから
私が責任をもって
来年の為に切り込んだから
 
 
そう
みんな、みんな、頑張っていたね
 
すごく、すごく、頑張っていたね
 
小さな命の灯火のようにね
 
 
私は随分と元気になったけど
手を合わすたびに
頬に伝うものは隠せない
 
けれど
ほんの少し
ほんの少しだけ
三年前のことが懐かしい
 
懐かしいとすこしでも
思える自分が
半分悲しくて
半分嬉しい
 
 
そう言えば
この世から
早く追い出してしまいたくなる日は
とうとう最期の日まで訪れなかった、、、。
 
 

酒粕のアイスきな粉がけ

2019-07-25 21:06:00 | グルメ
甘酒は飲む点滴だといわれているほど
栄養価が高い
夏は冷やして飲むのがよいと
最近は、スーパーでも出回っている
 
 
砂糖、甘味料は不使用というけれど
あのつぶつぶの舌触りと甘さは、
甘いもの好きな私でさえ
ちょっと、ごめんなさいm(__)m
 
 
甘酒は
酒粕からでも作れる
 
 
甘さも砂糖ではあるけれど
かなり控えめにしていれば
あまり甘くなく飲める
 
と、いつだったか
 
思ったのか
数ヶ月前に、酒粕を購入
 
冷蔵庫に
しばらくオネンネさせていたことに
昨日気付いた、おバカさん
 
見つけてみたら
ちょうど、賞味期限切れたところ
 
ガックシ
 
しかし、
まだまだ、、なのです。
 
頑張るべしなのです。
 
クリーム状になるようにお湯でふやかして
お鍋で混ぜながら
火にかけること数分
 
 
しかし、
これを冷やして飲むのは
ちょっとドロドロとして
暑い夏には、、、ごめんなさいm(__)m
冬に飲むのは大好きなのよ
 
 
 
あ、そうだ!って
 
 
大さじ2杯ぐらいのココナッツシュガーをいれたら、すこし、カフェオレ色になった
 
 
 
 
何かに似ているぞ!
 
そうだ、アイスクリーム作りに似ている!
 
 
酒粕のみを食べたかったので
生クリームも、牛乳も何もいれず
そのまま、容器に移して
冷蔵庫に入れることにした
 
 
酒粕のシャーベットになるか?
このドロドロは、アイスクリームの状態になるか?
 
 
一晩冷やした結果
 
 
温めたアイスクリームのサジには
すんなりとまとわりついてきた
 
アイスクリームとシャーベットのあいだの感覚
 
甘みは少ないのは体の糖質を抑えたいから、、。
 
しかし、食べにくくては仕方がない。
 
 
きな粉はどうか?
 
風味がでるんじゃないかー。
 
おお〜合う合うー
 
 
 
 
う〜ん、美味www
 
いいんでないかい!
うん、上手いwww
 
 
冷たいもの
少しだけ甘いもの
栄養価が高いもの
 
 
全て叶いそう
 
 
 
 
 
本当に
これだけの効能があるの?
 
 
 
シミ、ソバカスが消える?
 
 
 
これは、これは、
是非続けたいとおもう
和風スィーツなのでした。
 
 
 

歩道橋の上で

2019-07-24 10:26:00 | コラム
ドラマや映画には
必須シチュエーションの
歩道橋の上
 
 
人が物思いにふけるとき
その雑踏の中でも
1人を噛みしめながら
眼下に広がる風景が
心の情景と混ざって
なんとなく
見下ろす人並みや町並み
 
 
街を眺めている自分を
他の場所から
眺めてるような気持ちだろうか?
 
 
恋人達や友達たちには
歩道橋の上は
出会いの場所でもあるし
約束事をするには
見つけやすい場所でもあるのかな
 
 
いかにもそこに
見えないスポットライトが
照らされてるかのように
地面から
浮き上がっている舞台のようだからだね?
 
 
すれ違ったり
繋がったり
見下ろしたり
見上げたり
 
 
物語には
とても重要なシーンになるね
 
 
ビルの上でもなく
タワーの展望台でもなく
 
 
ふらっとたたずみ
ふらっと立ち止まり
 
 
空でも
アスファルトでもない
 
 
いわば
空中の橋の上
 
 
自分の思いの中のようでもあり
人の思いの中でもある
 
 
 
思い出や過去や未来を
本当は
そこから見たいのかもしれない
 
 
今朝からずっと
 
 
頭の中で
聴こえてくるよ
 
 
僕は携帯 耳に押し当て
君の笑顔を思い描いてる
ヘッドライトが流れる街の
人が行き交う歩道橋の上で
 
 
 
 
そう言えば
私も
歩道橋の途中で
いつも
立ち止まりたくなる
 
 
不思議な世界なんだよね