かなり間が空きましたが、続きを…。
翌8/17、九寨溝二日目。
鏡海を見てから長海方面に行こうと、昨日と同様にバスに乗った。
入口に近い樹正溝(じゅせいごう)はバスの左側、鏡海から上の日則溝は右側に見える。
昨日と違い、鏡海の位置も把握しているので、バッチリ途中下車可能だ。
8:00ごろ鏡海が見えてきた。
鏡海は海抜2367m、長さ1155m、幅123~241m、深さ31m。
朝の鏡海は山の陰になって直接太陽が当たっていなかった。
無風状態なので湖面は滑らかで波ひとつたっておらず、さながら銀色の鏡のよう。
周囲の山々をはっきりと映した湖面は、正に鏡海というにふさわしい。
………本当に鏡の海だ…
感動していては降りそびれると、通路を挟んだ向こう側の友人に目をやると
首を垂れて居眠りの真っ最中。首の揺れ方から正に正体なく眠っていると判る。
……そりゃ、疲れるわな
北京→西安→広元→九寨溝と、今回はパックツアーもかくやという余りにタイトな日程だった。
最大の目的地、九寨溝の初日観光も済んで気が緩んだ頃。
連日の疲れで爆睡している友人を起こすに忍びず、終点まで行くことにした。
昨日同様、箭竹海から徒歩で下ることになる。
二日目はあまり感動もなく、10:00過ぎに鏡海に戻ると、既に風が吹いて湖面は波立っていた。
日も当たって「銀の鏡」感は皆無。美しいけど他の池と変わり映えしない感じ。
他の池との違いを感じたければ、鏡海は早朝に行くことをお勧めします。
▲10時過ぎの鏡海は鏡海感なし…