上華厳寺の山門を抜けると、一段…いや、かなり高くなった台上に大雄宝殿がある。
大雄宝殿は遼の清寧8(1062)年の創建で、保大2(1122)年、保大の乱の戦火に遭い
金の天眷3(1140)年に再建された。現存する遼・金代最大の仏殿の一つ。
軒の高さは9.5m。寄棟造りの屋根を持ち、大棟の鴟尾(シビ)は4.5m。
北側の鴟尾は金代のものがそのまま残っているらしい。
殿内への入口も壺門で飾られていて、古い形式を残している、そうだ。
(個人的には装飾されたアーチ型はイスラム的なイメージ…。)
大雄宝殿内は撮影禁止。外観と内から外を撮る事は可だった。
内部の仏像はあまり覚えていない…。
壺門はシルエットにすると更にイスラム感が際立つ…。
どこかのお寺でも壺門を見た気がするが、どこだったのか全く思い出せない。
洛陽か開封かな…???
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