腹痛の一日。お昼も抜いた。例年のことだ。
昼間は通る車や人の確認のため、窓を開けていないと落ち着かない確認強迫で部屋が寒いことに加えて、おせちや正月の準備で、落ち着かず炬燵でぬくぬくと座っていられない完璧主義者ゆえ。
自分でも滑稽で笑ってしまうが、この性格は一生変えられないのだろうなと思う。
正月への助走だと思うことにしよう。美味しいおせちで元日に美味しく飲めれば良し。苦笑
その辺の火燃しも兼ねて、焚き付け代わりの杉っ葉など集めてきて乾燥、収納。
タケノコも教室の(苦笑)収納棚から忘れずに出しておく。大みそかのお煮しめ作りに使う。
明日の正月飾りにやはり紅白の紙垂(しで)が欲しいなと思ったが、赤の色紙などないので、正方形を赤に印刷、はさみでチョキチョキして作る。
そうそう先ほどの落ち葉を拾ってきたというとこ。
桃太郎の冒頭に「おじいさんは山にしば刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」という有名な描写がある。
この「しば刈り」、「芝刈り」だったらおかしなことになる。山へ芝生を刈りにゆくなんて。本当は「柴刈り」なんだそうだ。里山の中で、燃料としての薪や焚付け用の枝(これを柴というらしい)、ついでにきのこなどの山の恵みを拾って回ることをそういうのだそうだ。余り深く考えたこともなかったのだが、今年初めて知った知識である。
灯油や電気で簡単に暖が取れるというのは便利でありがたい・・・・けれどそれは、あっという間に崩れるかも知れない危うい土台の上に建っていることもまた考えさせられた。
人生ってば一生学びだなぁと思ったのだった。