むしむし

ちっぽけな虫のような私。でもしぶとく生きてま~す♪

雲上の露天風呂  ~バスタ新宿 ⇔ 高峰温泉~  ③

2017-10-31 23:16:47 | 
池の平湿原は数万年前の三方ヶ峰火山の火口原で
流れ込む川も流れ出る川もない雨水だけの池が2つ。
軽妙な語り口の名ガイドのおかげで楽しい時間になりました。


シラタマノキの実は白く、サロメチールの香りがするそうです。
クロマメノキの実は黒く、ブルーベリーのような味だそうです。
右上はゴゼンタチバナ。4枚の葉がつきますが6枚のところに花がつきます。


ジャコウソウは手で撫でて独特の香りをかぎました。


大好きなマツムシソウの花が数輪、まだ咲いていてくれました。


リンドウとエゾリンドウ


守り神のような木や五葉松のマツボックリ。


来週は紅葉がきれいに色付いていそうです。


宿に戻って美味しい手打ちそばを頂き、ゆっくりに浸かり、
お願いしていたおにぎり弁当を手に、宿の前16:17発の新宿行きに乗りました。
次は花盛りの季節に歩きたいと思います。

                              < おしまい >

雲上の露天風呂  ~バスタ新宿 ⇔ 高峰温泉~  ②

2017-10-26 23:56:56 | 

前日に湿原ガイドツアーと昼食の手打ちそばを予約。
宿を9時出発の「池之平ガイドツアー」のバスに乗り込むと、
何と、参加者は私たち3人だけ! とっても贅沢な散策になりました。

歩き始めると、八ヶ岳の右側に富士山が顔を出していました。


「もっといい場所に行くから。そこまで少し急ごう。あと1、2時間で雲が出てくるから」


キノコ(名前は忘れちゃった)やイワカガミの葉、エゾリンドウやオヤマリンドウ、
シロタマの木やクロマメの木、アザミなどの説明を聞きながら歩きました。



三方ヶ峰では、何と、白馬、立山から槍、穂高、北アルプス、中央アルプス、
南アルプス、御嶽山や富士山、八ヶ岳、奥多摩の雲取山、秩父までクッキリ




しかも間にカスミがかかって、とても忘れられない景色でした。


眼下には小諸のまちが広がっていました。


足元にはミヤマウスユキソウの白やイワインチンの黄色が。



まだまだと思っていた紅葉もきれいに色付いていました。


池の平湿原は標高2000mに広がる高層湿原。ここをぐるっと散策しました。





                              < つづく >

雲上の露天風呂  ~バスタ新宿 ⇔ 高峰温泉~  ①

2017-10-22 21:15:18 | 

お互いに、仕事や子育て支援や様々な活動でなかなか会えない仲良しから連絡が!
「ランチに付き合える人募集!」9月の事でした。
何と、この日は12時までの予定のみで遅れて駆けつけたのです。

「こんな時間が取れるなんて奇跡!温泉も行っちゃう?」
手帳の予定を合わせたら「この日なら休暇取れる!」となり、
これまた奇跡の2日間があって、宿にその場ですぐに電話予約。
10月5日バスタ新宿10:35発の高速バスで高峰温泉へが実現しちゃいました

高速バス乗車前にNEWoManで昼食を購入し、乗り込みました。


バスは宿の玄関に横づけ! 荷物を置いてさっそくお散歩へ。
ヤマハハコがドライフラワーのように。


ヤナギランは、綿毛ももう終わり。


アザミはまだ少し残っていてくれました。


紅葉も進んでいました。




虫たちの動きはとっても鈍くて寒さが身に沁みているようでした。


冷えてきたので、お待ちかねの雲上の露天風呂へ


サイコー!!


お休み処の窓の下には、タヌキの親子がエサを求めて遊びに来ていました。
今年生まれた子どもたちの育ちが悪く、冬を越せないか?とエサを置くようにしたそうです。
丸くなってきて、これなら冬を越せそうだと宿のご主人が話してくれました。


明日の池の平ガイドツアーと昼食の手打ちそばを予約し、山の幸満載の晩餐を楽しみました。

                              < つづく >

シニアで栃木へ ~那須高原、塩原、日光~ ⑥

2017-10-02 23:46:24 | 

霧降高原を抜けて東照宮へ。いよいよ、生まれて初めての東照宮に参拝です。



2月に静岡久能山の東照宮、9月1日に上野東照宮に。今年は東照宮三昧です。

「何度か見てるし階段があるから参道で待っている」という母を残しての見学。
やはり、気になったのでポイントを絞って、足早に見学してきました。
五重塔。じっくり観たかったけれど急ぎました。



次は神馬のための神厩舎(重要文化財)外側の8枚の彫刻。
猿は馬を守ると思われていたとか、東照宮の裏鬼門を猿に守らせたとか・・・。
8枚の彫刻で人の一生が描かれていて、2枚目が有名な三猿。
小さい頃は余計なものを見ざる、聞かざる、言わざる(元は中国の四猿で「せざる」も)
子どもの頃から60代の今までの様々な心の変化にちょっぴり思いを馳せました。



御水舎で清めていよいよ陽明門へ。



陽明門は、本殿石の間等と共に平成の大修理の第1期第3次として、
平成25年(2013年)6月に着工し、4年弱で予定より早く竣工。
いかにも派手派手と想像していましたが、意外とシックな感じ。



テレビで修復作業の様子を見ていたので、ふむふむとちょっとじっくり楽しみました。

眠り猫は立ち止まらないでの見学になっていましたが、
穏やかに眠る姿に優しい気持ちになれたように感じました。



その後は御本社の拝殿でたくさんの観光客と一同でお話を伺い、一同で参拝。
その先はまだ修理が続いていました。
拝殿から見る陽明門も美しかったです。



戻りながら気になっていた上神庫の想像の象へ向かいました。
三神庫には「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収納されています。
前日、湯西川の「平家落人民俗館」で見学した象の皮の彫刻を思い出しました。



駆け足で回った、15年以上も前に世界遺産に登録された東照宮。
いつか言われ多きこの社をじっくり回りたいと思いました。
前日扇屋さんで同席の方から教えてもらった湯滝に母の希望で向かいました。



すごい迫力でした~



今回も珍道中だったシニア旅、次はどこにしましょうか?

                         < おしまい >