むしむし

ちっぽけな虫のような私。でもしぶとく生きてま~す♪

光り輝く島スリランカ 17 おじゃましました!

2018-10-19 20:55:40 | 

ガイドのJaliyaさんからの提案「普通の人の家を見たいですか?」
「もちろんです!」ということでおじゃましてきました。

案内していただいたのはJaliyaさんの奥さまのご実家でした。
お父さまの愛車はなんとホンダのカブ
このカブ、今年が発売60周年なのです。
実は私、密かに記念の限定販売車の購入を夢見ていたのです。
でもでもそのお金でスリランカへ~
と言う訳で懐かしのカブと記念の一枚!



キッチンを見学。台の上に小さなカマドが作られていて、カレーの鍋。
手前にもカレーの鍋が2つ。中のカレーは色も具も違っていました。
今朝作ったもの、昨夜の、昨朝の、それぞれを食べるそうです。



365日毎日カレーを食べると聞いて、え??っと思っていましたが、
ちゃんと魚介のだしも効いていたりと具も味も違うので、なるほど!です。
ココナツはたくさん使うので削る道具もありました。



広ーい庭にはコショウ、ココナッツやドラゴンフルーツ、ザクロなどなどが
植えられていて一年中食べられるそうです。






バナナは実を付けた後に枯れ、その頃には新しい芽が育ってまた実を付ける
というサイクルで、正にバナナが実ったすぐ隣に新しい枝が伸びていました!




そして広い敷地の先には湖が!
スリランカは古くから治水事業が発達、ここも人の手によるものだそうです。
広いお庭で楽しんでいるとお茶をとの声が!おいしい紅茶をごちそうになりました。



Jaliyaさん夫妻はここに宿を建てる計画をお持ちだとか
できたら定宿にして何度も通いたいって思ってにやけてしまうのでした。

備忘録としてだらだらと続けたスリランカの旅の報告、ここまでです


エッグホッパー

トォクトォク

ゴムの採取




                       
                            < おしまい >
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光り輝く島スリランカ 16 車窓から

2018-10-17 17:59:10 | 

今回の旅、異動は全てワゴン車でしたが、映画のカーチェイスのような感覚でした。
ドキドキで、手に汗握るとは正にこの事だと思ったのでした。
それは、市民の足とされるトゥクトゥクを追い越しながら走って行くからなのです。

慣れてくると、クラクションを短く鳴らすとトゥクトゥクは左に寄ること、
(中にはなかなか左に寄ってくれない場合もあります)
車種によって制限速度が違うこと、などが分かってきました。




バス網はとても多く、トゥクトゥクを追い越す時に対向車線のバスにドキドキでしたが
無理な運転はしない運転手さんへの信頼が高まってからは、景色を楽しみました。



目についたものは、家の外に吊るしてあるランタンです。
これは5月のおまつり(ヴェサック祭)の時に家々に飾られるそうなのですが、
そのまま飾っておいて壊れたら外すらしく、スリランカのおおらかさを感じました。
車窓からなのでランタンの写真はほとんどありませんが、
白が多いものの模様入りや大きさや形も様々で、毎日探すのが楽しかったです。



ヴェサック祭を調べてみたら、仏教の最も大切なお祭りとありました。
仏陀の誕生、成道(悟りを開いた日」、涅槃(入滅の日)が全て第2月の第1満月の夜
という伝承に由来しているとか。スリランカは上座部仏教ですが、
大乗仏教の日本ではそれぞれ4月の花祭り、12月の成道会、2月の涅槃会となります。

100頭の象が行進するキャンディのヘラヘラ祭もとっても魅力的ですが、
ヴェサック祭であちこちランタンだらけになる様子もぜひ見てみたいです

街道沿いにバナナなどを売る屋台が増えてくると、町です。
頻繁に売れているようには見えなくて、のんびりした風景ですが、
港が近い時は、魚の屋台が並んでいました。生の魚は午前中で殆ど売れてしまうようです。

町に入ると、トゥクトゥクが増え、バスも増え、一気に活気付きます。





信号の横の数字は後何秒で変わるかを表しています。




                              < つづく >
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光り輝く島スリランカ 15 出合った生きもの②

2018-10-14 23:58:41 | 

鳥以外の生きものたちをご紹介します。写真に撮れたのはほんの一部だけでしたが

チョウたち


トンボたち


カエル
あのジェフリーバワが最初に手がけたリゾートホテル「ジェットウイング・ラグーン」
部屋の奥のバスルームは半屋外みたいになっていて、そこにいました!


ヤモリ、トカゲ、カメレオン、ヤドカリ


リクトカゲ


リス


トクモンキー(頭髪が特徴的)、マダラジカ、ハイイロオナガザル(ハヌマンラングール 顔が黒い)
この顔の黒いサルはあっちにもこっちにもいました。トクモンキーの方が賢そうでした。



道路を歩いていた野生の象の親子、犬たち


水牛、サルたち
ジェフリーバワの傑作「ヘリタンス・カンダラマ」の朝、サルたちはプールで水を飲んだりとても自由。


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光り輝く島スリランカ 14 出合った生きもの① 

2018-10-12 22:28:56 | 

スリランカで出合った生き物たちをご紹介します。
なかなか写真に捉えることが難しく、写真はほんの一部です。

先ずは、今回の観光中に偶然出会った鳥たちです。
スリランカは珍しい鳥が多いので、いつか探鳥を目的に行ってみたいです。

キュウカンチョウ ???
インドトサカゲリ インドクジャク(住宅街にいました)


インドトキコウ      エンビコウ
ダイサギ、エンビコウ   ハイイロペリカン


オオホンセイインコ  セイロンヤケイ(スリランカの国鳥)
セイケイ       ハト???


ズグロコウライウグイス 
インドブッポウソウ


インドトキコウの群れ  オオホンセイインコ
???  インドクジャク(メス、オス)
セイタカシギ、アジサシ??  インドトサカゲリ


おまけはコウモリです。
残念な事にコウモリが電線に引っかかっていました。



これは、実は毎日何度も目にした光景だったのでした

               < つづく >
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光り輝く島スリランカ 13 ヌワラ・エリア紅茶ファクトリー

2018-10-10 23:23:52 | 

スリランカは紅茶の生産量世界2位、輸出量世界1位の紅茶大国です。
紅茶好きで毎朝セイロンティーを飲んでいるのでとても興味深く見学しました。

聖地キャンディから車はカーブを切りながら上り続け、訪れたのはヌワラ・エリア。
2時間以上上って、景色は見渡す限りの茶畑に変わり、空気もさわやかになりました。



紅茶工場を見学したのですが、何と、摘んでから2日間ほどで製品となるそうです。
しかも1年中、2週間ごとに摘むことができるそうです。

摘み取った茶葉は計量され工場内で広げられ最初に自然乾燥。
次は温風を送って柔らかくなる位に水分を飛ばします。
乾燥し過ぎても足りなくても美味しい紅茶にはならないそうで、
その日の天候や茶葉の状態に合わせて乾燥の時間は変わるそうです。



柔らかくなった茶葉は揉念機と呼ばれるローラーで揉まれ酸化発酵で紅茶になります。
お茶のタンニン(カテキン類)がお茶の酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼなど)
によって酸化し紅茶の成分に変わるので、正しくは「発酵」ではないそうですが、
紅茶への変化がなぜなのかが分からない時代に発酵とされてそのままなんだそうです。
※発酵は微生物が働きます。



葉が揉まれて熱が発生するので、機械を止めてボール状になった葉をほぐして冷まし、
また揉念機にかけるというのを繰り返します。充分に揉まれて塊になった茶葉は、
網状の台で揺すられて振るい分けられ、温度湿度を管理された所で2~3時間放置され、
酸化発酵させます。この間に緑の茶葉は暗褐色に、紅茶特有の花香や果実香が発生するのです。




酸化発酵が最適の時に発酵を完全に止めるために乾燥機へ送られ最後には水分は4%に。
荒茶の完成。これを荒目から細目に振るい分けてサイズ毎に規定量に梱包され出荷されます。
BOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)は1,000kgが規定量だそうです。
摘み取ってから梱包まで2日間というので驚きました。



これらはコロンボで毎週開かれているオークションにかけられ世界中に輸出されていきます。

紅茶の種類別に茶葉の色、紅茶の水色が展示されていました。



サービスの1杯を頂いて、お土産を購入。



ヌワラ・エリアは標高1,800mという高地で涼しく、イギリス植民地時代は避暑地として栄えました。
宿泊したホテルの朝食時、窓から見えるのは一面の霧。これが紅茶には良いそうです。





                                 < つづく >




 

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光り輝く島スリランカ 12 世界遺産ゴール旧市街と要塞群

2018-10-08 23:09:52 | 

世界遺産6番目はゴール旧市街と要塞群です。

ゴールは首都コロンボから南へ120kmほどの港町で14世紀にはアラブ人が東方貿易の拠点とし、
16世紀にはポルトガル人が砦を築き、17世紀にはオランダが支配し今のゴール旧市街ができ、
イギリスの植民地時代にも重要な拠点になっていたそうです。



砦に囲まれた旧市街はインド洋に突き出した小さな半島になっています。
荒れた海を見ながら、はるか昔のポルトガルやオランダ支配の時代に思いを馳せました。

砦の上を歩くとスズメが砂浴びをしていたりゆったりした時間が流れ、岬の先端には白い灯台が。





砦には貝やサンゴが使われているのがよく分かりました。



砦を下りて市街地を行くと、何と、野生の孔雀がいました。
ガイドのジャーリアさんも旧市街で孔雀を見ることはないって。ラッキー!





要塞の見学に。先ずは時計塔へ。その脇の坂を上ってムーン要塞へ。



旧市街と新市街を見渡せました。これまでの地とは違って仏教の影が薄く、
教会やモスクが目に付き、支配の歴史が色濃く目に飛び込んできました。



ゴール旧市街は、これまで巡った土地とは全く違ったスリランカの顔でした。

                          < つづく >
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光り輝く島スリランカ 11 世界遺産聖地キャンディ②

2018-10-06 23:51:12 | 



キャンディと言えば仏歯寺です。ここを訪ねなければスリランカを語れないとか!
4世紀にスリランカ(セイロン)に渡ったとされる仏陀の左の糸切り歯は、歴代のシンハラ王朝の
権威の象徴として仏歯寺を建立し大切に護り続け、現在最後の都キャンディの仏歯寺に祀られています。
スリランカ中から仏教徒が参拝に訪れ,一日3回(午前6時・11時、午後6時)の祈りの儀式に合わせて、
奉安されている部屋の扉が開けられ、たくさんの参拝者でごった返します。

イギリス統治時代19世紀半ばに建てられたクイーンズホテル、中はタイタニックの映画みたいらしいです。



クイーンズホテルの前に仏歯寺の入口があります。
入口は男女別、男性は右側、女性は左側を入りチェックを受けます。



しばらく参道を歩いて振り向くとたくさんの方が歩いてきていました。



王朝初期に積まれた石積みの先に、真っ白な八角堂が見えてきました。
見学の子どもたちもたくさんいました。



本堂の脇で靴と帽子を脱いで掘りを渡りアーチ型の天井に壁画が描かれた通路を通ります。
壁画は「ペラヘラ祭」の様子が描かれていました。100頭もの象が練り歩くそうです。
100頭の中から選ばれた立派な象が、仏歯の入った黄金の入れ物を乗せて歩くそうです。
その象が通るため、天井はアーチ型に高くなっているということでした。



壁画の通路から先へ行くと、仏歯寺の中で一番古い本堂があります。二階建てで
一階に象牙が飾られた祭壇があり、二階に仏歯が祀られていて参拝の人でごった返していました。






日本のお寺とは違った印象ですが、様々な細工が美しかったです。



見学後にスコールのような雨に降られましたが、仏歯寺を中心にキャンディがあると思えました。

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光り輝く島スリランカ 10 世界遺産聖地キャンディ①

2018-10-05 23:59:56 | 

世界遺産5番目は、聖地キャンディ。シンハラ王朝最後の都です。
シンハラ王朝はアヌラーダプラに都を置いてから
インドのタミル諸国から度々攻められ、南への遷都を繰り返し
15世紀後半、最後に選んだ地だったのです。

キャンディは周囲を山に囲まれたせまい盆地でキャンディ湖が中心部にあります。
他の地域と同じようにキャンディ湖も人造湖です。
乾季のあるこの地では、なりより治水が大切だったのです。

先ずはキャンディ湖畔にある芸術協会のカルチュアルホールでキャンディアン・ダンスの観賞。
肩から下げた太鼓を早いリズムで叩き続ける太鼓の競演で幕開け。
オイルランプを持っての優雅な踊りや孔雀の衣装が美しい踊り。



迫力ある宙返りの連続。
歌舞伎の連獅子の様に仮面の頭をぐるぐる回す踊り。
大きな炎のたいまつを操る踊り。

一番前の席でじっくり楽しみました。
最後は舞台を降りて客席前に火がつけられ、その上を歩いたり!



伝統芸能として観光客に披露しているのですが、祭りなどで現在も引き継がれていたりもするそうです。
キャンディ最大のペラヘラ祭でも踊られるようです。

そう言えば、アヌラーダプラのルワンウェリ・サーヤ大塔で出会った布を奉納する団体で、太鼓を叩いたり音楽を奏でていた男性の衣装ととても似ていました。

翌朝、地元の人に愛される市場キャンディ・マーケットに行きました。



スリランカは1日3食カレーが基本です!
日本のようなカレーではなく、様々なカレーがあるんです。
ナスのカレー、インゲンのカレー、カリフラワーのカレー、チキンのカレー、魚のカレーといった感じで
その種類は数えきれないほど。そして数種類使うスパイスも様々で、色も味も辛さも違います。
主食もご飯だったり、米粉で作った麺だったり、クレープの皮のようなホッパーなどなど。
それらの材料はもちろん、何でも揃うのがキャンディ・マーケットです。





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光り輝く島スリランカ 9 世界遺産ダンブッラ石窟寺院

2018-10-03 23:54:06 | 

4番目の世界遺産ダンブッラ石窟寺院です。
入口でお供え用のハスの花を買いました(100Rs=約70円)。



かなりの距離の坂道を登りやっとたどり着いた石窟寺院。靴を預けて境内に入ります。
大きな岩山をくり抜いて作られた5つの石窟寺院が古い順に並んでいます。



ガイドのJさんから第1窟~第5窟まで詳しい説明を聞きながら見学。
それぞれの時代の王の思いが表れているようで特徴があり、
シンハラ王朝が仏教と共にあったことがよく分かりました。



中は思った以上に広く、たくさんの仏像が祀られていました。
写真は失敗だらけだったのですが、壁や天井に描かれた壁画が圧巻でした。

第1窟の大きな涅槃像の足の裏が赤く塗られていて、これはスリランカ特有という事、
広い第2窟には聖水が入った壺があり、この水は減りも増えもしないんだそうです。
この2点がとても印象に残っています。

参道にはここも猿たちがたくさんいました。



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光り輝く島スリランカ 8 世界遺産ポロンナルワ②

2018-10-02 00:45:33 | 

ポロンナルワ遺跡群の観光、次は北へ少し移動したランカティラカです。
13世紀にに建てられたそうで、外壁の彫刻が見事でした。

アヌラーダブラから歴史順の見学なので技術が上がっているのがよく分かります。




レンガで建てて漆喰を塗ってあり、そこに透かし彫りが施してあります。
日本の鏝(こて)絵、伊豆の長八を思い出しました。

ランカティラカの北に真っ白いダーガバ、キリ・ヴィハーラがありました。
キリはシンハラ語でミルク、数年前に当時のようにと白く塗られ、賛否両論だとか。



さらに北へ。池の畔でトンボ発見!!交尾寸前?



池を通り過ぎるとお土産や飲み物を売っている屋台がならんでいました。



突き当りのなだらかな広場で高僧による説法が行われていてたくさんの人が集まっていました。
その先にガル・ヴィハーラはありました。
1枚岩に2体の坐像、立像、涅槃像が彫られています。圧倒されました!






とても大きいのですが、穏やかな表情の仏像でなんだかほんわかしました。
ガイドのJさんから涅槃像の足の重なりがずれていることなどを教わりました。

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