知花ときわ会

知花地域の活動と各地の情報を広く紹介し、情報共有することで地域活性化に繋げようと、このブログを開設しました。

メーヌカーガー (井泉7)

2006年03月24日 | ★文化財

字知花原、メーヌカーガー橋に隣接、川の東側にあった。

このカーも石積の立派なカーで比較的水量水質とも良く、付近の多くの人々に利用された。ところが河川工事で川筋が変更され埋没してしまった。そのため、現在ではマンホールのような形だけの拝所となり整備は不十分である。すぐ近くのメーヌカーガー橋はこの辺ではめずらしい立派な三連橋(三重橋)で、屋号西り兼島の島袋三郎氏が美里村長時代の明治の終わり頃に造られたという。現在では一番東側の大きいアーチ橋だけが残って、あとの二つは埋め立てられて宅地造成され跡形もなくなってしまい、かえすがえすも残念至極である。沖縄市の文化財としてしてされた「カフンジヤー橋」より少し古く、しかも構造的にもかえって勝るとも劣らないと思われるからである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知花古島のカー (井泉8) | トップ | シチャウジュンガー (井泉6) »
最新の画像もっと見る