こんな日本の片隅でも、
沢山の猫さん達との出会いと別れ、そして再会があります。
▲久しぶりにお寿司とめぐり会うラブカン。
昨日は帰りが遅くて、
冷蔵庫には食材はいろいろあるけど、
晩ごはんを作りたくない状況でした。
帰り道にあるデパートの食品売り場へと行くと、
閉店時間が近いため、お寿司が半額で売っていました。
なかなか食べられない「ウニ」をのせたのが
入っているパックを選びました。
家に帰ると、ラブカンが家の前で待っていました。
猫専用のごはんを食べさせても、
昨日はめずらしくすぐには外へと出て行こうとしませんでした。
ああ、こりゃあお寿司の魚を期待しているんだな!
―とすぐに分りました。
写真のように寄って来て、手を出したり、
すきあらば顔をマグロに超接近させていました。
マグロとエビを箸で半分に千切ってラブカンに食べさせました。
ラブカン、とっても興奮して食べていました。
…でもお寿司の魚がなくなると、やっぱりすぐ出て行ってしまったのです。
▲「自然とラブカン」も撮ってみました。
外暮らしが長期化するほど、ラブカンの毛の汚れがひどくなり、
ケンカの跡も増えて行きます。
ラブカンはもともと清潔好きなので、自分でも手入れはしているのでしょうが、
汚れとやつれの方が早くて追いつかないのでしょう。
それでも一日一度は帰宅するのですが、
その度に「行くなー!」と叫んでも、
ラブカンは食べる物を食べると行ってしまいます。
会社帰りに、ホームセンターで猫用のシャンプータオルを買いました。
商品の入れ替えで、処分価格になっていました。
暗くなってからラブカンが帰宅したので、
ごはんの後、タオルで拭きました。
洗浄剤と毛の艶を出す成分が入っているとの事なので、
即効で、すごくキレイになる事を期待していたのですが、
実際は、今日姿を見てみないと効果が分りません。
「もしかしたらすごく嫌がって暴れるかも。」
と警戒しましたが、ラブカンは背中から拭き始めると、
自分からころんと横向きに転がってくれて、
その内ゴロゴロと喉まで鳴らし始めていました。
▲ラブカン。
ぐっすり眠ったと思っても・・・。
小雨の中、買い物へと行って、家に着いた時の事でした。
車から荷物を降ろそうとすると、どこからかラブカンが中に入って来ました。
一旦荷物を家の中へと運んで、ラブカンを迎えに行きました。
ラブカンは家でごはんを食べて、椅子の上で眠り始めました。
足の傷はすっかり乾いて、毛が生えてくれば完治のようですが、
体中が埃で汚れて、ゴワゴワで、ちょっと雲石斎な臭いがして来たので、
外見からでもどうにかして元の王子様に戻ってもらいたいと
使っていない櫛でブラッシングしました。
以前、家に長い時間いた時もそう好きではなかったようですが、
右側半分を梳かして、ひっくり返そうとしたら、
「ぶみゃあ~!」
と言って椅子を飛び降り、ドアへと直行してしまい、
出て行ってしまいました。
・・・ラブカンにとっては余計なお世話だったのでしょう。
▲ラブカン。
ごはんを食べに来てくれる
だけでもうれしい。
今日の朝、仕事に行こうとドアを開けると、
ラブカンが入って来ました。
ツキさんは6時20分くらいに早々と外へ出かけて、
家にいたのはキイタンだけだったので、カリカリをキイタン1匹分しか
皿に盛っていませんでした。
ラブカンのために缶詰を開けて皿に盛り、
「ごめんね。食べててね。眠ってってもいいからね。」
と言って出発しました。
いつもより2分遅れていましたが、道は空いていて、会社へは
いつもと同じ時間に到着できました。
「ラブカン、スプレーしていたらどうしよう。
キイタンもいるし・・・。」
と心配しつつ、昼に家へと一旦帰ると、ラブカンは「秘密の出口」から
外へ出ていて、スプレーもしていないようでした。
▲痛そう~。
何だかんだ言っても、
最後にはウチをあてにしてくれて
嬉しいわっ!
昨日の昼に言ったように、ラブカンは夜遅くに帰宅してくれました。
キイタンやツキさんはドアの前で「開けてー!」
と叫ぶのですぐ分るのですが、ラブカンは無言のまま、私が気付くまで、
ずーっと立ち尽くして待っているのです。
昨日はキイタンが気配に気付いて、ドアの前へと駈けて行ったので分ったのでした。
ごはんを食べた後、自分から椅子に上って眠ったので、
そのままにしておきました。
擦りむけ方は凄いのですが、以前にもこういう事はあったし、
骨折はしていないようなので、様子を見る事にします。
今日の朝も自分から出て行ってしまったし。
傷をなめていましたが、猫の舌ってざらざらだから、
痛さ倍増ではないんでしょうか?