ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

よみがえり

2014年04月21日 | 日記


 
           
 
         詩・「あしあと」


      ある夜、わたしは夢を見た。

      わたしは、主(しゅ)と共に、なぎさを歩いていた。

      暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。

      どの光景にも、砂の上に二人分の足跡が残されていた。

      一つはわたしの足跡、もう一つは主(しゅ)の足跡であった。

      これまでの人生の最後の光景が映し出された時、

      わたしは、砂の上の足跡に目を留めた。

      そこには一つの足跡しかなかった。

      わたしが人生で一番つらく、悲しい時だった。

      このことがいつもわたしの心を乱していたので、

      わたしはその悩みについて主にお尋ねした。

      『主よ。わたしがあなたに従うと決心した時、

      あなたは、全ての道で、わたしと共に歩み、

      わたしと語り合って下さると約束されました。

      それなのに、わたしの人生の一番つらい時、

      一人分の足跡しかなかったのは何故ですか。

      一番あなたを必要としていた時に、

      あなたが、何故、わたしを捨てられたのか、

      わたしには分かりません。』

      主はささやかれた。

      『わたしの大切な子よ。

      わたしは、あなたを愛している。

      あなたを決して捨てたりはしない。

      ましてや、苦しみや試みの時に、

      足跡が一つだったのは、

      わたしがあなたを背負っていたからだよ。』    (作者不詳)


                ◎   ◎   ◎



         イエスは言われた。
      「わたしは、よみがえりです。いのちです。
      わたしを信じるものは、死んでも生きるのです。」
                        (新約聖書・ヨハネの福音書11章25節)




      よみがえられた主は、いまも私とともにいて下さる。
      これがキリスト者の希望です。
      復活の日に、その喜びを新たにするのです。