やっと帰ってきました。
原因不明の投稿(登校)拒否に襲われ、トボトボと歩いているうちに道端の穴に落ち、暫く上がって来れなかったのです。
それはとても深い穴でした。
一時は絶望的で、一生穴の中で生きていくしかないと思いましたが、
ある日ふと見つけたんです。
穴の壁に無数の小さな岩が張り出しているのを。
その小さな岩をひとつひとつしっかりと掴みながら、なんとか這い上がることができました。
真っ暗な穴の中でたくさんのことを考えました。
最初はこのままでもいいやと思いました。
でも、時間が経つうちに、
「これではいけないのだなんとしても家へ帰らなきゃ
」
そう思ったら、初めて壁の岩が見えたのです。
戻ってこれてよかった
先月の31日、ふくろうの親子人形を作ってくれたおばあちゃんのじいちゃんが亡くなったそうです。
自宅介護から病院へ入院して10日くらいだったかな?
もう意識もなく、鼻に管を入れられ、体中コードがつけられ、ただ眠っていただけだそうです。
おばあちゃん
「あまり長くならないでよかったよ。食べることも出来ないんだもの。可哀想だもんね。でも、これでなんかホッとしたよ。元気な頃は本当にわかままでさ~、いばりくさっていたんだから 大変だったよ(笑)」
こんなこと言ってるけど、これから暫くは淋しいね。
また何か作って遊びにいくからね。