にこにこ堂「ちえまる本舗!」

編み編み大好きなハマのおばはん。闘病の日々ですが、明るい気持ちで頑張っています!!負けないぞ!!

褒める

2006-06-29 | 日々の出来事

私は小学校の頃から全く勉強が出来ませんでした。

父から勉強を教わっても全く出来なかったので、いつも馬鹿にされてきたのです。

教えてもらいながら常に馬鹿にされているのが子供心にグサッと来ていました。

たまたま算数ができても

「あたりまえだ」

みたいな感じで、見下されて一度も褒めてもらったことはありませんでした。

ただ、体育と図工は成績がよかったのですが、あまり評価してもらえなくて、

むしろ

「こんな事できてもしかたない」

みたいにしか考えてくれていませんでした。

 

いつも

「おまえは馬鹿だ」

「なにひとつまともにできない」

と言い続けられてきたものですから、今も人から

なにかを質問された時なんかに

「ああ、そうなんだ」

というと

「あったりまえじゃん」

なんていわれると自分の中でブッちぎれてしまうのです。

大人げないとわかっているのですが、落ち込んでしまいます。

 

そんなトラウマの結果、最近ひとりの友人の言葉がどうしても許せなくなってしまって

こちらから閉鎖してしまいました。

今までの自分にとっては信じられないことです。

暫くは自分が罪悪人のような気がして引きこもり状態になりました。

今までは、嫌だと思ってもそのまま我慢して自分が折れて来ていました。

でも、もうその必要がなくなったと思ったのです。

 

何気ない一言が私にはどうしてもひっかかってしまい、心の狭さを感じつつもどうしようもなくなったのです。

 

小さい頃受け続けてきたものは、やはり今になっても続いているものかと、自問自答しています。

 

子供を叱り、褒めることのバランスって難しいですよね。

 

もっと褒めてもらっていたら、ちょっとは違っていたかもしれません。