いつもケアプラザへ一緒に行く隣の棟のおばあちゃん。
いよいよ車椅子になってしまいました。
今まではなんとか支えなられながら歩いて送迎車に乗っていました。
3年前、ここに越してきた頃は余裕で歩いていました。
変わってきたのは一年前あたりからだと思います。
日曜日に会うたびに目に見えて歩行困難になり、時折ご主人が同行して彼女の介助をしていました。
「絶対に車椅子はイヤ」
と言っていた人が、今日は当たり前のように車椅子に乗っていました。
辛いだろうな・・・
せつないだろうな・・・
車椅子に乗るっていうこと。
リフトで送迎車に入っていく時、心配そうにご主人の方を見つめていた顔を見ていたら、なぜかお義母さんの事を思い出して涙が出てきてしまいました。
お義母さんの時も歩行困難になってから、あらららと思うほどあっという間に車椅子になってしまったのです。
送迎車を見送った後、よくご主人と立ち話をするのですが、最近では家での伝い歩きもままならず、よく転ぶようになってきたそうです。
その都度手を貸さないで、なるべく自力で起き上がるようにさせているんだと仰っていました。
おばあちゃんはご主人よりはるかにデカイのです。
蚊トンボみたいなおじいちゃんにはかなりの負担だと思います。
「隣の棟なので、大変な時には電話してくださいね。飛んで行きますから!!」
と言っても、「人様のお世話になるなんてとんでもない!!」
疲れた疲れたと言いながらも一所懸命家事をしているのです。
その証拠に、ベランダに干してある洗濯物。
性格もあるんでしょうけど、本当にキチッと干してあるのです。(見習わなくては・・・)
もっともっと介護保険制度を利用してくれるといいんだけどな~。
あの年代の人って、出来るだけ自分で解決しなければって思うのわかるんだけどね~
おばあちゃんがデイの日には思いっきりゆっくりして欲しいものです。