早いもので今日からもう7月です。
昨年「食道癌」が発見されてからもう7ヶ月が経ったんですね。
思い起こせば本当にたくさんの経験をしてきたもんだ。そしてたくさん勉強した。
入院に対する固定観念がすっかりなくなり、もはや入院は私にとって大切な宝物になりました。
特に患者同士の強い絆。
同じ患者同士にしかわからない不安や苦悩、そして心の底から思いやる暖かい気持ち。
今回で一応月に一度の入院生活が終了してしまったので、何だか嬉しいような
寂しいような複雑な気持ちです。
でも、確実に一歩ずつ前進しているんだなという嬉しさは言葉には言い表せないくらいです。
抗がん剤の副作用さえ消えてしまってくれれば、だいぶ元気になります。
今回はちょっと難航していますが、だいぶ元気になり、ヘルパーさんに応援して頂く内容も
少しずつ少なくなってきました。
ここいらで見直しをし、徐々に自立へ向かってやってみようということになりました。
お恥ずかしいことで、最初、私は全てヘルパーさんの応援を終了してみたい気持ちにかられてしまい
一度はケアマネさんにそのように伝えてしまいました。
しかし、誰が聞いてもそれは無謀というもの。
電話では駄目だと思ったらしく、まるで身内のように心配したケアマネさんが、なんとか私を
説得しなければと、直接訪問してくださりました。
「いきなりひとりで頑張るだなんて絶対に無理です!!」
本当にそのとおりだよね。まったく。
徐々に段階を経て、ヘルパーさんの時間を減らしていくのが普通なのに、いきなり
最上階から飛び降りるだなんて、今考えるとぞっとするよね。
いったい何を焦っていたのか・・・・
人には「無理しないでゆっくりゆっくりだよ~~~」だなんて言ってるくせに・・・(笑)
結局、今月から(今日から)朝のヘルパーさんだけにして、夜は試験的に頑張ってやってみる
ということになりました。
あれもこれも、なんだか出来るような気はするんだけど、焦りは禁物。
ゆっくりゆっくりゆ~~~~っくりとやりなさい。