ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

やぎとくらす

2014-05-12 13:10:21 | ヤギ

 
 愛媛県、宇和島市は、闘牛で有名です。


 実は、まだ見たことがありません。


 
 一度は見たいと思っています。



 さて、角を突きあうのは、ヤギも同じ。


 ヤギは、ウシの仲間です。(胃袋が4つある)



 
 うちのヤギ、メスヤギのペネロペちゃんと、ヴァンダナちゃん、ずーっと、仲が良くない。


 もともとペネロペの独占していた小屋に、無理やりヴァンダナを入れたことが、気に入らなかったのか、ペネロペが激しく頭突き攻撃。


 最初はこの2頭の体格に大きな差があったので、放っておけず(ヴァンダナが圧倒的不利)、急きょ、分離。


 最近、体が大きくなってきたヴァンダナ。時折2頭を一緒にさせることがあるのですが、ペネロペに負けじと、頭突き合戦をするようになりました。


 しかし、ここでまた、ヴァンダナには不利な条件が。


 ヴァンダナは、無角ヤギで、生まれつき、角がありません。



 ヤギの攻撃でいちばん怖いのが、角攻撃。


 首を振り回して、角を相手に突き刺します。


 (ちなみに私はオスヤギに、何度もひどい目に合わされました)



 ペネロペは体は小柄でも、鋭い角を持っています。角攻撃になると、ヴァンダナは完全にお手上げ。


 逃げ回るしか、ないのです。レフェリーの私が、止めに入るのですが、これもたいへん。



 ヤギの世界は奥深いです。



  

 
 角のないヴァンダナは、狭い所に入り込む特技があります。角がないので、頭の幅の隙間さえあれば、どこへでも。



 しかし、今朝は驚いたことに、角のあるペネロペが、ちょっとありえないような隙間に入り込んでいました。



 思えば、ペネロペは過去にも、驚くような脱走劇をたくさんやってのけています。



 若いヴァンダナに負けじと、あっと驚くようなパフォーマンスを、今朝は見せてくれました。





ひげ

2014-04-23 06:50:34 | ヤギ


 メスヤギのヴァンダナちゃん、我が家に来て2年目に入りました。


 産まれて2か月ほどで、我が家に来たヴァンダナちゃん。


 臆病できゃしゃなヤギでしたが、徐々にたくましく成長しています。



 ヤギのあごひげは、メスでも、生えてくるのですが、ヴァンダナちゃんも、あごひげが生えてきました。


 体つきは、やや細身で、食が細いのがちょっと心配。


 それでも、性格はおてんばになっています。



 先輩ヤギのペネロペちゃんと、互角に頭突き合戦ができるほどに。


 
 いま、旬のたけのこを、もりもりたべています。ヤギの大好物。


 

 柿の新葉の、ライムグリーンが、目に心地よい季節です。ホトトギスは、まだ鳴かないな。
 



















ヤギ道楽

2014-02-24 18:26:55 | ヤギ

 長い長い、収穫シーズンも、ほぼ終了。残すは、清見、甘夏のみ。



 冬の間、忙しくてできなかった、ヤギ仕事を少しずつしています。


 まずは、小屋の中の掃除。


 食べ残しの草類が、ちょうどいい具合に敷き草代わりになって、フンもうまいこと混ざり合うので、汚れる、ということはないといっていいと思います。(ヤギのフンは水分がとても少ないのです。それから、真冬なので、わるい菌類も繁殖しないです。よね?)


 しかし、一冬まるまる、掃除してませんから、小屋の床は敷き草が分厚く堆積します。


 これを、掻き出し。寒い日にやると、ちょうどいい汗をかくことができます。



 さて、今日は、ヴァンダナちゃんの小屋を少し増築しました。ありあわせの材料と、買い足したもので、ちょっぴり広く作り替え。ペネロペちゃんの方も近いうちに少し広げようと考えています。



 最後は、爪きり。削蹄です。


 本などでは、使い古しの剪定ばさみで、なんて書いてありますが、やはり、ある程度切れ味の良い物の方が、作業は楽です。

 

 ときどきですが、人から、『何のためにヤギを飼っているのですか?』と、聞かれます。


 まあ、搾乳してミルクを売ったり、チーズを販売したりとかはしないし、食肉として出荷するわけでもないですし。


 
 お金には全くならないけれど、お金ではかえられないほどのたくさんの恵みを、私にもたらしてくれています。


 Have you ever breeded any goats?
 

ウメェ~

2014-01-14 18:36:19 | ヤギ


 ヤギは、自分の食べるものに、農薬をまいたりはしない。



 


 ペネロペちゃんは、おなかが大きくなってきましたが、たぶん、太っただけ。一時、お乳も張っているように見えましたが、張りは止まってしまいました。


 今年は出産はなさそう。


 ヤギたちも元気です。


 私も体調が良好です。


 (ついにももひき完全卒業。玄米食が寒さに負けない体を作ってくれています。)


 

3頭目の子ヤギ?

2013-11-28 05:08:35 | ヤギ

 メスヤギのペネロペちゃんは、若いですがすでに2回の出産をしています。


 ヤギは通常、双子を産むものらしいのですが、ペネロペちゃんは、若いということと、体が小さい、ということのせいでしょうか、一回につき一頭の出産でした。


 今年は、出産を休ませようと思っておりました。が、ヤギは脱走の名人。知らない間に小屋を抜け出して、いつの間にかおなかが大きくなることも、珍しくありません。


 出産が近づくと、だんだん、お乳が張ってきます。それで妊娠しているかどうかが、わかるのです。



 最近、ペネロペちゃんのお乳が幾分張ってきているように見えます。もしかしたら、来年4月あたりに、子ヤギが生まれるかもしれません。


 そうそう、以前書きましたが、松山在住のまさるくんの飼っているメスヤギを、繁殖のために一時期預かっていました。

 その後の経過を、まさるくんに聞いてみたら、どうもあまり変化がないとのこと。


 うまく交配が成功しなかったみたいです。


 よく、ヤギを飼っていると話すと、ミルクを取ってるのですか?と、聞かれます。ミルクは、出産しないと、とれませんが、そのことを理解していない人も、多いと思います。(実際、私でさえ、大学生になるまで気が付かなかったですから。動物に関心がない町暮らしの若い世代には、そういう人が多くても、不思議ではないと思います)


 私は昔、酪農家のもとでお手伝いをしていたことがあります。牛乳を生産するためには、牛を出産させないとなりません。そのため、いろいろな方法で受精を試みるわけですが、100%うまくいくわけではありません。

 戦後、日本では食料の安定供給、なんてことが推奨されたわけですが、そのために行われたことが、果たして正しかったのか、考えてみる必要があると思います。


 最近話題(というか、数年周期でマスコミが取り上げる)の、食品偽装問題の根本は、食料の安定供給という、不自然な理屈から来ているようにも思ってます。


 
 毎年同じ品質のみかんを安定的に供給することを、現在、私は、主たる目標としてはいません。


 毎年高品質のみかんを購入したい方は、農家ではなく、信頼のおける仲卸業者さんから買い付けることをお勧めいたします。


 同じ産地、同じ農家が作るみかんは、その年によって出来が大きく変わる可能性が高いです。ですから、全国のあらゆる産地から、その年一番おいしいと思われるみかんを取り寄せて販売している仲卸業者さんに行けば、間違いなく、毎年おいしいみかんが手に入るでしょう。


 有名な手打ちそば職人さんのなかには、毎年たくさんのそば栽培産地を渡り歩いて、その年一番よかったところの玄そばを、買い付けている人もいます。


 コーヒーの世界も、似ています。

 コーヒーは、農産物。ですから、毎年、気候が違うのが当たり前なように、出来具合も毎年、変わります。

 コーヒーはたいてい、産地の名前で取引されることが多いですね。ですから、2013年産のどこかの国のコーヒーが、おいしかったとしても、翌年が同じような味になるとは、限らないわけです。


 ワインなんかもそうですね。同じワイナリーでも、年によって出来具合が変わるのが、普通で、むしろ、その違いを楽しむ余裕さえ感じるのが、ワイン文化圏の心の広さだと感じます。



 画一化を礼賛する社会には、私は馴染めません。


 ヒトラーは嫌いだし、アイヒマンは、もっと嫌いです。


 おおっと、かなり話が飛びました。



 てなわけで、新しい子ヤギの名前を、考えようと思ってます。


 楽しみが、出来た!