ピョンチャン・オリンピック、盛り上がってますね。
私は、特に、氷の上の競技が、好きです。
スケートにしろ、カーリングにしろ、「氷を読む」力が、重要になっているようです。
ところで私は、みかん農家をやっていた時から、そして、やめたあとでも、柑橘の剪定について、教えて欲しいと頼まれることがあります。
剪定にはいろいろな方法があって、マニュアルも多く存在しますが、最終的には、「木を読む」力を身につけないと、技術にはならないのかなあとも、思います。技術を身につけるためには、それなりに、多くの経験が必要かもしれません。ただ漫然と木を切るのではなく、切ったあと、どうなったかをきちんと確かめないと、いけませんね。
木の剪定と、氷上の競技における「アイス・リーディング」は、似ていると思います。競技会場が変われば、氷の原料である水の性質も違うし、製氷機械が変われば、変わるし、朝、昼、晩という時間帯での違い、氷温や会場内の室温、湿度の違い、などなど、そのときどきによって変化する氷を、正しく読まないといけない、というのは、木の剪定も、同じ。
さて、柑橘の剪定は、豊富な経験によって、自信を持っているのですが、桑の木の剪定はというと、まだまだぜ〜んぜん、読めてません!!
今、ようやく、みかんバイトの合間を縫って、春切りという、剪定を始めています。
桑の木と、柑橘では、かなりの違いがあります。桑の木の方が、硬いので、疲れます。
養蚕のスタイルに合わせて、桑の剪定方法も様々。今後の自分の形にフィットするような、そんな桑の切り方を、これからも模索してゆきます。これがまた、おもしろいんだな。
読み解くの、大好き!!