ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

伊予生糸の伝承へ!!

絶滅の危機にある文化、養蚕・製糸。その中でも、最高級品質の絹糸、「伊予生糸」は、日本の地理的表示保護制度の認証を受けています。養蚕農家、製糸技術者が減ってゆく中で、どのように後世に残して行くか、皆さんのご協力を得ながら、課題解決に向けて頑張ります。応援よろしくお願い致します!

春に

2016-03-15 17:07:51 | かんがえるあし

 就職先も決まらぬまま、大学を卒業したあの春、私は岐阜の友人宅へ転がり込みました。

 もう20年近く前のこと。



 その、友人宅には、おばあちゃんがいて、私は、そのおばあちゃんの簡単なお世話をすることになりました。


 世話、と言っても、大変元気なおばあちゃん、話し相手とか、お茶の相手とか、まあ、そんなことをして過ごしたのです。



 ひと月ほどいて、私もきちんと仕事をしなければという焦りから、そこを離れたのですが、おばあちゃんとは、数年後、千葉で再会することに。


 一緒に、当時 出来たばかりのアクアラインをドライブしたり。まだまだ元気でした。


 
 

 そんなおばあちゃん、先日、104歳で、天にめされたそうです。


 東へ向かって、合掌いたしました。



 おばあちゃんたちと、岐阜の桜を見たことが、懐かしいです。




 ブログでこれまでにも幾度か書いてますが、21年前の、地下鉄サリン事件の当日、私は虎ノ門に用事があって、危ういところで巻き込まれるところでした。その時に、虎ノ門で出会ったのが、岐阜の友人。


 毎年3月になると、思い出すのは、あの時のこと。


 そして、今も続いている友人との交流は、私の心を温かくしてくれます。