ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

ピーカンは死語ですか?

2023-11-01 17:27:42 | ぼうけん

 全国的に、高気圧に覆われて、快晴。

 そんな日が、続いてますね。


 愛媛は、この一週間、空気が澄んで、雲ひとつない青空の日ばっかり。


 何もしないのはもったいない、ということで、いざ、山へ!!


 せっかくだから、西日本最高峰、霊峰石鎚山まで。


 今から20年近く前、男3人で登ったきり。


 久々に、登りに行きました。(今回はソロ)


 
 土小屋ルートの登山口まで、朝イチで車で行くと、すでに結構な車が。

 平日ということもあってか、愛媛ナンバーが結構多い。


 土小屋周辺は、20年前とほとんど変わってなかったですが、オンボロの売店が、おしゃれなモンベルのショップになってました。

  
 登山を開始すると、昔の記憶が、どんどん蘇ってきます。登山道から見る景色は、あの頃と、ほぼ一緒。自分の記憶力に驚き。

 甘い香りのモミの木(ウラジロモミ)の間を抜けて行きます。

 土小屋ルートの標準登坂タイムは、2時間半。ですが、青年ならば、2時間以内で行けるかも。たしか、20年前は余裕で登ったはず。

 山頂まで4.6キロですが、3.6キロ地点までは、結構余裕あり。


 しかし、残り1キロがキツかった!


 この辺りから、傾斜がきつくなり、そして、あの、石鎚名物の、鎖場が。


 あれ?

 20年前の記憶は、薄れていた!どこか、別の山の、生ぬるい鎖場と、記憶が混ざってしまっていたのでした。


 見上げる、絶壁。

 ほぼ、90度。

こんなんだったっけ???


若い頃は、全く怖くなかったけど、今や、50代という、まあまあの老体。迂回路に回ろうかとも思ったけど。


 勇気を出して、登りました。途中、岩の割れ目から滲み出た水が、凍っていたりして。

最初の鎖場が終わると、もう一つ、鎖場。

 同じく、直角!


 ほとんどの人は、迂回路へ回りますが、私は鎖場。


 (ちなみに、帰りも鎖場)


 

 無事に登頂成功、快晴の山頂で、美しい景色を眺めました。


 下山しながら思うのは、また、登りたくなってしまうこと。

 次はもっと、上手にプランを立ててゆこう。

 年相応に、ね。


 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿