伊方原発と、その関係先の対応を見ていると、なんだかなあ、と、思うところがあります。
東電の事故以来、いろいろな対策がとられました。
事故が起きた時の、ための対策。
事故が起きないようにするための対策には、どれだけの予算が使われているのでしょうね。
事故が起きてからでは、遅いのですよ。
モニタリングポストの増設、オフサイトセンターの建設、大規模避難訓練の実施。
もちろん、無駄とまでは言い切れませんけれど、その前に、非常用電源が6時間も使用不能になるなんて重大なミスを、犯さないようにしてもらいたいものです。
最近じゃあ、部材の強度検査データの不正問題も明らかになっているし、そもそも、きちんと施行されたのかも、はっきりしないし、もっと言えば、私の同級生なんかが、設計図を書いている時点で、私にとっては強烈にアブナイ代物、としか、思えないのでありましてね。
先日、雨の日に、伊方の道の駅に寄りました。原発のすぐ近くにあります。
大震災の直後は、省電力のどうのこうの言ってましたけど、まあ、ここにも、疑問を呈したくなるような現状があると感じたりします。
ワイズ スペンディング・・・
(なんども申しますが、伊方原発で稼働している3号機はプルサーマルです。で、原発の半径30キロ圏内は、愛媛県最大の柑橘産地であり、ほとんどが石垣の段々畑や斜面畑です。事故で放射性物質が放出されたら、完全な除染は、ほぼ、不可能と言えます。石垣の間に入り込んだものを、丁寧に取り除くなんて、100万年かかりますぜ。)