年末。
クリスマスシーズン。
イチゴの旬です。
本来の、露地栽培のイチゴの旬は、5月です。が、クリスマスケーキ用に、ハウス栽培イチゴが市場に出回るこの時期が、今の日本における、イチゴの旬になっています。いいのか、わるいのか。みかんが売れないやん!!(勝手にライバル視)
さて、年末と言えば、年越しそば。
お蕎麦屋さんが、かきいれ時。
しかし、本来、旧暦の大みそかに食べられていたはず。
なにしろ、そばの旬は、旧暦のお正月前後ですからね。
(新そばの、むせ返るような香りが立つ時期は、恐ろしく、短い。初秋のほんの1週間程度。ただし、真冬になると、そばの実は熟成されて、味が乗るといわれています。そのピークが、旧歴のお正月頃)
日本人は混雑が大好きですから、年末の気忙しいときに、わざわざ行列を作ってでも、年越しそばを食べますが、ピークを避けて、旧暦で年越しそばってのは、どうですか?ゆったり、そば本来のおいしさを味わうのであれば、ぴったりだと思います。
ところで、おせち料理に、金柑の甘露煮が、いつごろから入れられるようになったのかは、知らないのですが、金柑の旬もまた、旧暦のお正月頃なんです。
いまは、ハウス栽培の金柑が、新暦の年末に出回ります。
本来の旬の方が、味は乗っているし、値段も安いと思います。
フレックスで、ピークをずらすというのも、賢い方法だと思います。
ちなみに、最近話題になっている、うなぎ。
うなぎの旬も、本来は真冬。真夏に食べないといけないような、メディア操作に乗って、過剰な乱獲が進むとすれば、悲しい限りです。
賢く、生きようぜ。
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