★保育園で仲良くなって、幼稚園でも同じクラスになったHくん。
いつも放課後もいっしょに遊んでいる。
今日はちょっとけんかしちゃったんだよね。
じゃれててHくんが景太の背中に乗ったのが痛くて、景太がHくんの足をかんだとのこと。
Hくんが私のところに言いに来てくれて、二人に状況説明させた。
景太には「痛いからどいてね」って口で言うべきだったよと。
「ごめんなさい。」「いいよ。ぼくもごめんね。」と二人の母親の前でスピード解決。
お互いにちゃんと言葉で説明したらわかるから、どんな気持ちか口でお話して伝えた方がいいよねと。二人のママで二人の子に説明。
でそんなことがありつつも二人はがっつり仲良しなので、お昼食べた後公園で待ち合わせの約束。
↑虫かごに砂入れて、「ありが巣を作るといいなぁ」って。
二人とも、ありをつかまえられず。
結局、砂しか入っていないとっても重い虫かご。笑。
自転車乗り回したり、ちょっと目を離したすきに遊歩道をたどってもう一つの公園に二人だけで移動していたので、二人のママからお説教される場面もあったり。
補助輪なしの自転車に乗っている景太に刺激をうけたHくんが、
「ちょっと僕もお父さんにコマとってもらう!」とやる気を見せる場面もあり、
おばあちゃんに連れられた2才ぐらいの女の子を二人でかまいにいったりも。
「ブランコ乗る?こっちに乗る?ぼく降りるからここに座ってみる?
ゆらゆらするように押してあげるね。
すべり台は?ゆっくり行こうか?」
Hくんとは波長がとっても合うみたい。
背格好も似ているし、遊びのポイントも似ているみたいで。
お母さんもとっても明るいいい感じの人。
誰かに似ていると思っていたが、イトコのゆきだ~。
弟クンも創志と同じ学年になるので、中学卒業までの15年ぐらいの長いおつきあいになりそうだ。
自転車に乗っていて、途中勢いよく曲がりすぎて、すべって転んで、膝と肘に派手にケガした景太。
ベビーカーで歩いていた私たちが現場に行くまでに、近くにいたパパさんが起こしてくれた。
「ありがとうございました。って言ったら、いいですよ。って言ってたくれた~。」って。
水道のところで砂を流しただけで、遊び続行。
Hくんの前でなきべそはかいていられないらしい。
痛くてちょっびっと泣きかけたのも、悔しかったらしい。(*^_^*)
こってり夕方まで遊んで、帰宅。
そのままシャワーへ。
軽く夕飯を食べさせて歯磨き。
18時にはもういつでも寝られる準備完了。
絵本を読んで、そのあとにちょっと1日を振り返った。
公園で遊ぶ前、Hくんをかんだとき、どのぐらいの強さだった?
景太の腕でやってみて?
実際に景太も自分の腕をかんでみて、その痛みを実感したようだ。
泣きだした。
「Hくんにごめんなさいって明日も言う…。痛かったやんなぁ。」
Hくんが、許してくれてよかったね。
景太も、大事なお友達のことを許してまた仲良くできるところを見習いたいね。
今のイヤな気持ちしっかり覚えて、もうしないようにしようね。
忘れないようにお母さんの腕も、噛んでみる?
と目の前に差し出してみたけど、それは断固拒否した。
自分も今日、膝と肘をケガして、痛い思いをしたからよりリアルにHくんの痛みを想像できたと思う。
その後、幼稚園で歌った歌、工作、絵の話、いっしょに遊んだお友達、
女の子につきあってやったままごとの話、Hくんと公園でした遊びもそれがどんなに楽しかったかも。
いっぱいおしゃべりしてくれるのを聞いた。
創が眠っていたので、ちゃんと景太の話を心行くまで聞いてあげられた気がする。
『窓ぎわのトットちゃん』の校長先生を思い浮かべながら聞いていた。
子どもいるなおさらこの作品って名作だと思うわ。ほぼ実話なのがまたすごい。
もうお話することがないよってなったので、「いやいやえん」の続きを読んだ。
うとうとするかな~と思ったけど、途中、声を出して笑って、寝ていられなくって、
座りなおして、残っていた3つのお話を最後まて聞いた景太だった。
夢で、自分のケガの痛みと罪悪感が混じったみたい。
夜中に、「ごめんね。Hくん、ごめんね。」と言ってた。
そのあと、寝言で笑ってた。これも何度も。
「わはははは・・・・」って、はっきりと笑ってて、思わずつられて私もパパも笑ってもーたわ。
「ごめんね」ひとつと「わはははは」たくさん。
そんな1日だったねー。
翌日、また二人で手をつないで園庭走り回って遊んでた~。